貴方に恋をしてもいいですか？ -Donghae- (ページ2)

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ﾕﾝ「ごめんね、一緒にできなくて…」

「えっ？そんなっ！ユンちゃんはユンちゃんのしたいことをしなよ！」

ﾕﾝ「…A、生意気！でも、ありがと！」

本当はユンちゃんと二人で仕事したいななんて思ったけれど、自分の力を試してみたいと言ったユンちゃんは真剣だったからその気持ちは隠しておいた。

社長室を出てから少し暗かったのがこの所為なのかと少し心苦しく思う。

「ユンちゃんは笑ってるときの方がかわいいって！」

ﾕﾝ「ふっ、ありがと。…あぁ、Aに彼氏が出来たら嫉妬しちゃうわ」

「ん～、その日は遠いよね」

ﾕﾝ「でたっ、興味ないって感じだぁ～ほんっと、仕事ばっかだね～」

「うるさいなぁ～興味ないってことはなくもないけど、出会いがないのさっ！」

ﾕﾝ「うわー責任転嫁だわ。こわいねぇ」

冗談を言い合い、仕事に戻った。
その日は残業もなく早く帰ることができた。

帰宅し、仕事用のパソコンを起動してみるとメールが来ていた。開いてみると、専属に付くにあたっての詳細が書かれたメールであった。
下へと読み進めると、韓国のアイドル、SuperJuniorというグループのメイク担当だとわかった。

でもこれって…

韓国ともなると、韓国に移住ということになるのだろうか。と黙々と考えていると、最後の方に会社の方で手続きをしてあるホテルへ移ってくれても構わない。と書かれてあった。

「そっか！韓国だから移住しなくてもいいのか！けど、専属ってことはホテルに住んだほうがいいんだよね…」

承諾手続きを済ませ、難しいことは後にしようと布団に入った。