便利だぞクニュクニュの実 ページ29
クニュクニュの実について興味があるようなので説明する事にした
1:自分の体なら自在に曲げられる
ほれ、と体の関節を反対にねじ曲げたり、顔をねじ曲げたりして見せる
「ぐにゃぐにゃだなぁ！おんもしれー！」
ルフィには受けた
2:触れた物をを曲げられる
これはさっきやって見せた
3:同時なら4回まで空間を曲げられる
「ん？空間って？」
「こういう事」
僕は袖に手を入れ何と酒樽を3個と鉄魚を1匹取り出して見せた
(要はドラ〇もんの四次元ポ〇ットだ)
「師匠！お使いこれで良いんだな！」
「おう、おつかれ」
「便利ねぇ！/すげー！」
「そうだ師匠、このコックのあんちゃん、硝子包丁をご所望だ」
「あいよ、待ってな」
「硝子包丁！？おいおい硝子の包丁って、悪いがお嬢さん、俺が欲しいのは、その鉄魚を捌く包丁だぜ？」
「おう、わかっちうでね、まぁ見てな」
「ほれ、これだな」
そう言って師匠が持ってきたのは刃渡り10センチ程の硝子包丁だ
「師匠、ちょいと捌くの見せでも良ぇか？」
構わんと変事が返って来たので、その場で魚を捌いて見せる、ｶﾝｯ!と勢いよく刺せば後は普通の魚と変わり無く普通に捌いていく
「その鱗は後で、鍛冶屋に持ってて来いよ」
「あーいよ」
「すげー、本当に捌けた」
「ンワッハッハー！硝子水晶を打ってすぐ作った物をは鉄をも凌ぐ、まぁしかし、鉄魚ばっかり捌いとったら1年と持たんが、普通に調理器具として使うなら50ねんは持つぞ」
「これ、買った！」
「毎度！」
「おい、刀は有るのか？」
「おお、お前さんは剣しか…少々、試させてもらおうか、おい！A」
「あー、名前までばらしたよこの人」
「ひょっとこ仮面Aっていうのか！」
「おう、改めてよろしく船長さん」
「師匠、又、僕のでやるんか」
「わしのじゃちと大きいからのぉ」
へいへいとだるい返事を返す、そして、この島に来た1年目の祝いにと師匠が打ってくれた双子の硝子の剣、硝子花と水晶花を剣士くんに渡す
それは剣と言うより、刃渡り15センチ程のナイフの様な感じだ
「これも硝子なのか、これで試し斬りすれば良いのか？」
「嗚呼、ちょうど鉄魚を切ってみろ、適当で良いぞ」
(僕もやらされたなぁ、懐かしい)
「鬼斬り！」
「ちょとっ！本気出さないでよ！」
土埃が舞う中、ｷﾝｯと独特な高音がなる、視界が晴れてくるとそこには
「何、傷ひとつ付いてねぇ…！」
「お前さんとは相性が悪い用じゃのぉ」
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作者名：物体X | 作成日時：2020年4月30日 14時
