本日はお祭なり！ ページ27
目的までの道中軽く自己紹介をしたが、自警団の格好なので名前は名乗れないので、ひょっとこ仮面と案内役で勘弁してもらった
「しかし、随分賑やかね、いつもこうなの？」
「ん？海賊さん方、知らずに来たのかい？それなら運が良い！今日から3日間お祭なんよ！」
「祭りか！だからこんなに美味いもんが有るんだな！」
「嗚呼！ここの名物の鉄魚は調理法は難しいが、鱗はこの島には無くてはならないし、身は美味い！」
「鉄魚！？なぁ、案内役さんよぉ、この魚の調理法知ってるのか？教えて欲しぃんだが」
「捌き方くらいしかわかんねぇけど、他の魚と捌き方自体は変わんねぇ、違うのは包丁だ、欲しいんなら今から行く店で買える、寧ろそこにしか売ってねぇ」
「その包丁があったら、マリモが釣ったのも調理出来るな」
「をあれを釣ったのか、たいしたもんだなぁ！あれ、3メートルはあるぞ…
祭りは食いもんだけじゃ無ぇよ、名物の朱酒は何とただで振舞ってんだ！
3日しかないからな、グランドラインに入るまでの休息として、楽しんでいきな！」
(本当は直ぐにでも行って欲しいんだが、この時期なら急いで出航してくれるだろう)
「お酒がただ！？3日間も！ちょうど良いわ！ルフィ3日間はここで物資の調達と情報収集しましょうよ！」
(美人の航海士さんよ！目が $になっでらっしゃるで！クソっ！余計なこと言った！)
「う〜ん、美味い飯屋も食いたいが、俺は急いでんだ！」
「急ぎなら仕方ない！無理には進め無ぇよ！」
(そのまま行け！悪いが、君たちが居ると色々と問題が起きそうなんだ！今はここでのんびりスローライフを送りたいんだ！)
「けど、俺はここが気に入った！祭りの飯も未だ食い足りねから、3日間楽しむぞ！おめぇら！」
「おう…ゆっくりしてけな」
(くそう、何とか、何とかアイツらとの接触は避けさせるぞ)
「そういえば、案内役の兄ちゃん」
(ん？兄ちゃん？嗚呼、男に見えんだな、ゆうなの時もたまに間違えられてたけど、何故か嬉しいって思うのは変かなぁ？)
「何だ？長っ鼻の」
「そこら辺に沢山咲いてる綺麗な花、あれは何何だ？」
「そういえば！ルフィが取ろうとしたら割れちゃったのよ！」
「あれは、硝子細工と朱酒の材料に成んだけど撮り方は企業秘密だ、バレたら、根こそぎ持ってかれちまうからな」
「なんだぁ残念、良い必殺技を思い付いたんだが」
グダグダと他愛も無い会話をしていると
「お！着いたで」
そこは、我が師の店だ
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作者名：物体X | 作成日時：2020年4月30日 14時
