まさかのご対面、どうすんのこれ ページ25
麦わらの一味side
案内を呼ぶからと言うが、何故か静かにしろと言われ3秒程黙った後
「来い！」
といきなり悟と名乗る男は言い放った
「来いって、そんなんで来る訳無ーだろうがよ！だいたい、何処に居るかも解んねぇんだぜ？どうやって来るんだよ！」
とウソップが突っ込むと便乗するように
「そうよ、いくら小さい島だからと言って流石に聞こえるわけないわよ！」
「まぁ見てろよ、彼奴ともう1人寅さんは自分の名前なら聞こえるくらいには地獄耳なんだよ」
この時間ならちょうど追いかけられてるから5分程で着くだろうと言う
「そいつすんげ〜耳が良いんだな！不思議耳だ！」
「待って名前ってただ黙ってただけじゃない！」
「アホかルフィ！ナミさんの言う通りいくら何でも有り得ねぇぞ！」
「わかんねぇぞ！象みたいにでっけー耳なら聞こえるかもしんねぇぞ！」
「耳がいいんなら兎だろ」
「何を期待してんだクソまりも！」
「なんだとコノヤロウ！」
すると、ダダダダダっ！と足音が聞こえ始める
「を、おいでなすった様だぜ」
ダンっ！と勢いよく踏み込む音が響くと麦わらの一味の目の前に人が降り立った
その人物は赤い和服の羽織に黒い袴そして女物の青い着物を上から羽織り男物の帯で止めて、これでもかと前側をはだけさせた奇妙な格好だった
それだけではなく左の小指を麦わらの一味の方へ突き出し
「僕参上！」
と言い放つ
「来たー！！！」
「「「「来たーー！！？」」」」
とルフィは目をキラキラさせて言うが、他の一味は驚いている
「あ、でもなーんだ象の耳じゃ無ーのかー」ｶﾞｯｸｼ
「そこ落ち込むとこじゃねーぞ！」
興奮している麦わらの一味だが、それを遥かに超える者がいた
今しがた到着した貴方だ
(うっおぉぉぉん！何で！？ゑ？本物！本当にここはワンピースの世界！嫌嫌嫌嫌、
こんな場面無かったよ！多分、
あんましガッツリ見てないから流とか曖昧だけど
多分、絶対、こんな場面無かったよ！
どうしよう、原作なんて飛ばし飛ばしにしか見てないからわかんないよ、
ドレスローザ辺りまでしかわかんないよ！曖昧だし…あ、よく見たら服装がかなり初期だ、ナミさんも胸が未だ小さい)
「おいおい、あんましはしゃがないでくれ、案内役だが此奴はかなりの人見知りなんだよ、ほれ、緊張して固まったら」
悟の声ではっと我に返る、とりあえずなるように慣れだ
「改めて、どうも！案内役です！」
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作者名：物体X | 作成日時：2020年4月30日 14時
