24 ページ25
in教室
あの後は皆で教室に戻った。
皆どことなく機嫌が悪いようだったが特にひどかったのは聡。
一言も発さずに席に着き、机に伏せたまま眠ったかのように身動き一つしない。
それぞれ席に着き話し始めるが、いつもおしゃべりでうるさい聡が静かだからか空気が重い。
そんな中、私は昨日の神宮寺たち、先程の人たちに言われたことが頭の中を回っていた。
___ガタッ
哲也「どうした？A。」
『…ちょっと。』
達也「1人じゃ行かせられねぇぞ。聡が言ったとおりだ。俺らはお前を傷つけるやつは許さねぇ。」
『ありがと。けど、あの部屋に行くだけだから大丈夫だよ。』
そう言って達也たちの呼びかけにも応えずに溜まり場へ向かった。
___聡はあの状態だけど、麻耶がいるから大丈夫でしょ。
in教室
___ガタッ
麻耶「聡？」
Aが出て行った後、急に立ち上がった聡。
名前を呼ばれたことにも気づいていない様子で、教室を飛び出して行った。
ユウキ「聡ってさ、Aのことになると別人みたいだよな。」
祥平「そんだけあいつにとってAは、特別なんだろ…。」
聡がいなくなった教室でそんな会話が行われていた。
聡が飛び出して行ったドアを皆が見つめる中、
ただ1人、
哲也だけが
Aのいない席を見つめていることに気付いたのは
麻耶だけだった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 266人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SixTones」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ストーンズ大好き - 細かい所をすいません。みよじを固定して下さい。今 名前名前になっているのでよろしくお願いします。 (2021年1月14日 1時) (
レス) id: bed5abf654 (このIDを非表示/違反報告)
雷飛 - 面白いです！！バカレア好きなので、頑張ってください! (2018年11月17日 19時) (レス) id: 65a4410e6e (このIDを非表示/違反報告)
310(プロフ) - Tomさん» ありがとうございます！応援のメッセージ、励みになります！これからもお付き合いの程お願いします！ (2018年11月8日 0時) (レス) id: a5febf1732 (このIDを非表示/違反報告)
Tom(プロフ) - いつも更新楽しみにしてます！これからも頑張ってください！ (2018年11月6日 1時) (レス) id: e0c9315fae (このIDを非表示/違反報告)
310(プロフ) - ゆーなさん» ありがとうございます！賛否両論ある6人だと思っているので、そう言って頂けて嬉しいです。お互い頑張りましょう！ (2018年10月31日 22時) (レス) id: a5febf1732 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：とっさん | 作成日時：2018年10月23日 3時
