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NO.4 ページ4

先)桐谷、おい、どうした?
綾)っあ……なんでもないです。
先)そうか……ボーッとそこに立ってたから
綾)あぁ笑 すいません笑
先)おぉ笑笑

ダメだ……やだな……どうしても………
かっ…、かっこ…いいって思ってしまう…

好きだ。もう本当に好きなんだ。やっと悟った。
目が合う度にしんどくなる。
先生が女だったらいいのに。
俺が女だったらいいのに。
俺はおかしいのかな。

毎日こんなことばかり考えてた。
こんなことしか頭に浮かばなかった。

先生は授業中、よく廊下を回って、教室に入ってきたりする。
その度に胸が苦しくなる、嬉しくなる。
みんなにいじられてるくせして、2人とかになると低音になったり、実は優しかったりするところがとてつもなく好きだった。

そんな日々を過ごす度に…

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作者名:きぬ | 作成日時:2022年2月11日 12時

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