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六振目 ページ7

No side

無事に夕餉も終わり各自自由な時間を過ごしていた

釣鐘切はというと部屋で読書をしていた。その隣には明石国行

明石「...その本面白いん?」

『....』

明石「...釣鐘切聞いてるんか?」

『...ん?何か言いましたか?』

明石「...いや、何でもあらへん」

『?そうですか...』

釣鐘切は若干明石国行の事を不思議に思いながらも視線を再び本へと落とした。

そのときだった。

部屋の襖が勢い良く開きそこにいたのは粟田口短刀の面々であった。

『おや?皆お揃いでどうかしたのですか?』

釣鐘切は読んでいた本を閉じ、視線を短刀達に移す。

乱「釣鐘切さん!一緒にお風呂入ろうよ!」

五虎退「あ、あの、虎さんも一緒に入りたいって...」

一期「申し訳ありません、弟たちがどうしてもというもので...一緒に入っては頂けないでしょうか?」

釣鐘切は一瞬驚いた顔をしたがまたすぐ笑顔に戻った。

『えぇ、いいですよ。そうですね...明石達も一緒に入りましょうか。人数が多い方が楽しいでしょう?』

明石「本気で言うてはりますのん?」

蛍丸「やったー!俺準備してくるー」

愛染「あ、蛍待って!オレも行く!!」

蛍丸と愛染は楽しそうに寝間着を取りに走っていく。

『一期...いいですか?』

一期「はい。構いませんよ。弟達も喜びます」

『じゃあ一期達は先に言っててください。あとから向かいます』

一期「分かりました。ではまた後で」

一期が部屋の前を去ろうとすると遠くから声が聞こえた。

薬研「一兄〜俺の寝間着知らねぇか?」

一期「薬研のかい?私は見てないんだけれど...見当たらないのかい?」

薬研「そうなんだよ...って釣鐘切の旦那もいたのか」

『えぇ....そういえば薬研、さっき燭台切が洗濯物を持っていたからそれに紛れているのではないか?』

薬研「おぉ!そうか!ありがとな!釣鐘切の旦那!」

一期「じゃあ私の寝間着を取りに行くついでに燭台切殿のところに行きますか」

そう言って一期と短刀達が部屋の前を去っていった。

『さて、俺達も準備して行こうか』

明石「ほんまかいな...まぁ、釣鐘切と一緒なら問題あらへんけどなあ(ボソッ」

『?どうかしましたか?』

明石「気にせんといてや。はよ準備しに行くで〜」

『変ですね明石は』

明石「あんさんも変やで」

『...明石嫌いです』

明石「嘘やぁん!?そんな...堪忍してや...」

『ふふっ...冗談ですよ。早く寝間着を取りに行きましょうか』

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白兎 - 更新頑張ってください! (2020年2月25日 14時) (レス) id: e8ca574508 (このIDを非表示/違反報告)
- 検非違士出現での重傷来派を庇って。または闇堕ち→釣鐘ちゃんが自らを抑えて「俺を…折って…?」→渋る蛍と愛ちゃんに、らしくもなく号泣しながら明石が___。とかの刀剣破壊Endよくないですか?可愛い子ほど悲劇は悲しい。ですからね!更新待ってます☆ (2016年10月30日 7時) (携帯から) (レス) id: 92872268e9 (このIDを非表示/違反報告)
クロエ - とても面白いです!!更新無理せずに頑張ってください(*´∀`*) (2016年9月20日 19時) (レス) id: cd7c9663b1 (このIDを非表示/違反報告)
増子 - 明石で男主は本当にありがとう (2016年8月29日 2時) (レス) id: 193e3c63af (このIDを非表示/違反報告)
猫耳 - 面白いです!!! 更新待ってます!!! (2016年8月20日 23時) (レス) id: eb196c576e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:陰陽師(仮) | 作成日時:2016年3月19日 15時

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