二十五振目 ページ26
あれから何日か経った日の事
暫くは釣鐘切の躯にも異変は無くただ平凡に過ごしていた。
『はぁ...』
明石「どうしたん？溜め息なんてついて」
『あ、いえ...特に。ただ今日の出陣が憂鬱なだけですよ』
苦笑いをしながら部屋の開け放たれた障子から愛染国俊と蛍丸が遊んでいるのを見ていた。
明石「...？なんや、嫌な予感でもするんか？あんさんの予感は当たるからほんっと怖いわあ」
明石国行はゴロン、と畳の上に寝そべり双眼を閉じた。
『...物騒な事言わないでくださいよ』
明石「自分は事実を言った迄やで？」
...まあ釣鐘切が出陣が憂鬱だと言う理由を簡潔に説明しよう。
釣鐘切の"予感"はこれでもかというほど当たるのだ。恐らく釣鐘切は今回の出陣で何かが起きる事を予見したのだろう。それが自分の身に起こる事なのか、将又仲間に起こる事なのか。そこまでは流石に予見する事は出来なかったのだ。
明石「まぁ...何にせよ怪我せえへんようにな。自分釣鐘切が怪我なんてしてきたら気が気じゃなくなるわ」
へらへらと言いながらもその言葉には明石国行本人の切実な願いがこもっていた。
『...えぇ、善処します』
2人しか居ない部屋にはすぅ、っと冷たい風が吹き部屋の温度を下げていった。
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更新くっそ遅くてすいません。本当にすいません。なんかコメントもたくさん頂いて本当に感謝しています。
...却説、私は重要な事に気づいたのです...いい加減この作品を完結させなければいけないという事に。
ということで多分今回の山場(？)、出陣の回で完結させようと思います！(早い)
一寸ネタバレしますとこの話ですべてが明らかになります(多分)いや本当に多分なんで。はい。エンドに関しましては個人的な好みでやります()完結した時、「あー、この作者はこういうエンドが好きなんだなあ」くらいで見てくださると有り難いです。コメントの中からのご意見も少しずつ採用したいなあと思ったものは採用して行こうと思います。
本当にここまで見て下さっている方々、こんなグダグダの作品にお付き合い頂き本当にありがとう御座いました。この先ももう少しだけ続きます。相変わらずの亀更新ですが、確実に完結させていこうと思います故、もう少しお付き合い下さい。
以上作者からでした。
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白兎 - 更新頑張ってください！ (2020年2月25日 14時) (
レス) id: e8ca574508 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 検非違士出現での重傷来派を庇って。または闇堕ち→釣鐘ちゃんが自らを抑えて「俺を…折って…？」→渋る蛍と愛ちゃんに、らしくもなく号泣しながら明石が＿＿＿。とかの刀剣破壊Endよくないですか？可愛い子ほど悲劇は悲しい。ですからね！更新待ってます☆ (2016年10月30日 7時) (携帯から) (レス) id: 92872268e9 (このIDを非表示/違反報告)
クロエ - とても面白いです！！更新無理せずに頑張ってください(*´∀｀*) (2016年9月20日 19時) (レス) id: cd7c9663b1 (このIDを非表示/違反報告)
増子 - 明石で男主は本当にありがとう (2016年8月29日 2時) (レス) id: 193e3c63af (このIDを非表示/違反報告)
猫耳 - 面白いです！！！ 更新待ってます！！！ (2016年8月20日 23時) (レス) id: eb196c576e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：陰陽師(仮) | 作成日時：2016年3月19日 15時
