二十三振目 ページ24
『ちょ、明石...それ俺の...』
明石「ちょっとくらいいええやろ〜?」
そういって釣鐘切の茶請けをつまむ明石国行
『はぁ...全く...』
昔はもっとまともだった気がする、なんて思いながらお茶を飲んでると先程まで遠征で出払っていた蛍丸たちが帰ってきた。
蛍丸「国行ー!遠征おわったー!!」
ドタドタと足音をたてながら部屋の障子を開け放ってきたのは蛍丸だった。
明石「お、蛍丸、帰ってきてたんか?」
蛍丸「ついさっきね〜今回は俺と国俊大活躍だったよ!」
明石「それはようやったなぁ。えらいで」
わしゃわしゃと明石国行が蛍丸の頭を撫でる。
蛍丸「釣鐘兄!目、覚めたんだ!良かったあ...もう、心配したんだからね!」
『ははは....ごめんなさい、蛍丸達には迷惑を掛けないようにとは思ってるんですが...』
蛍丸「んもー!!そういう事じゃない!迷惑なんかじゃないんだから謝らないの!俺達兄弟でしょ?」
"兄弟"
釣鐘切の頭の中ではやけにこの言葉が大きく響いていた。
『兄弟...ですか。』
蛍丸「そう!兄弟!」
明石「...まぁそういう事や。無理するな言うてもあんさんの事やから無理はするやろうけど...なんかあったらすぐに言うんやで。自分らが力になりますわ」
だるそうに言葉を並べるもその目は真剣だった。
『ありがとう...ございます』
釣鐘切の目から一筋の涙が零れ落ちた。
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あんスタの小説作るかも...(笑)
この作品もボチボチ完結させるで〜
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白兎 - 更新頑張ってください! (2020年2月25日 14時) (レス) id: e8ca574508 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 検非違士出現での重傷来派を庇って。または闇堕ち→釣鐘ちゃんが自らを抑えて「俺を…折って…?」→渋る蛍と愛ちゃんに、らしくもなく号泣しながら明石が___。とかの刀剣破壊Endよくないですか?可愛い子ほど悲劇は悲しい。ですからね!更新待ってます☆ (2016年10月30日 7時) (携帯から) (レス) id: 92872268e9 (このIDを非表示/違反報告)
クロエ - とても面白いです!!更新無理せずに頑張ってください(*´∀`*) (2016年9月20日 19時) (レス) id: cd7c9663b1 (このIDを非表示/違反報告)
増子 - 明石で男主は本当にありがとう (2016年8月29日 2時) (レス) id: 193e3c63af (このIDを非表示/違反報告)
猫耳 - 面白いです!!! 更新待ってます!!! (2016年8月20日 23時) (レス) id: eb196c576e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:陰陽師(仮) | 作成日時:2016年3月19日 15時