【刀剣乱舞】来派のお兄さん【男主】

十七振目 ページ18

『あのー...鶴丸さん？これは一体....』


鶴丸国永から手合わせがあると言われ道場に足を運んだ釣鐘切


鶴丸「ん？あぁこれのことか」


鶴丸国永の目線の先には床にある明らかに怪しそうな謎のスイッチ。



そのスイッチが至るところについていた。




鶴丸「まぁ、いつもの手合わせだと驚きが無いからなあ！ちょいと仕掛けをさせてもらったぜ」


『あなたのちょっとの規模がわかりませんよ...』


あからさまに嫌そうな表情を浮かべる釣鐘切に対して鶴丸国永は満面の笑みを浮かべていた。



鶴丸「ルールは簡単だぜ？真剣じゃ流石にアレだからなあ...使うのは竹刀だ。ここにあるスイッチは押すと、あるトラップが発動するんだ！そのトラップを避けながら俺から1本とれたら君の勝ちだ。そうだなあ...勝ったら団子でも奢ってやろう！」


『は、はぁ...』

鶴丸「....でも、もし俺から1本取ることが出来なかったら....ちょいと俺に付き合ってもらうぜ？」


『なんとなく内容は把握しましたが...明らかに俺が形勢不利なわけですか』


鶴丸「釣鐘切なら余裕だろうと思ってな！」


ははは、と笑い声を上げ釣鐘切に視線を送る。


鶴丸「....まぁ、なんだ。やってみりゃあわかるってもんさ...さて、雑談はこれくらいにしておいて手合わせといくか？」


『...仕方ないですね。引き受けましょう』

鶴丸「はははは、そりゃあありがたい」



暫くの沈黙が続いた後空気が凍てつくのを感じた。


2人同時に臨戦態勢に入る


そして


『いざ尋常に....参る』


2人の手合わせは始まった。

十八振目→←十六振目

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す