強豪でも高校生ですから。

番外編4！ ページ34

国見「Aさん、大丈夫ですか」


　『………らいじょぶ』


　白布「呂律まわってねぇぞ」


　花巻「つか、Aに敬語なし！？ガキのくせに！」


　白布「まぁ、俺とAは中学校からの知り合いなんで」


　花巻「それはそれは…でも俺は今、一緒の高校で同じクラスなんだ〜」


　『……君達…何を張り合ってんだよ』






私は一旦ベンチに座ってぐったりしていた。

情けない。

花巻と賢二郎はまだ言い合いをしていた。

ボケ〜とその様子を眺めていたら頬に冷たいものが当てられた。



　『…!?!?国見ちゃん！』


　国見「お茶です。スッキリすると思いますよ」



できた後輩にペコリと会釈をしてお茶をいただく。

国見ちゃん、モテんだろうな。


私だって、私だって………モテたい。(切実)




　花・白「「A、大丈夫か？」」



息ぴったりですこと。


　『…大丈夫っス』


　花・白「「次は俺の隣な!!」」


お前ら練習したんか？すげーな。


　花巻「かぶせてくんじゃねぇ！」


　白布「かぶせてねぇっスよ」


　花巻「それもう敬語じゃねぇよ！！」




ベンチに座っていた私と国見ちゃんは2人をほっといて、次行く場所を考えた。




　『アホだねー』


　国見「まったくです」

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