ワンピース 〜学校篇〜 ２−１

タイトル２６ ページ26

私達は待ち合わせした場所から地元の駅に向かった。

どこに行くのかは…

まったく分からない。

ただナミが

私についてきなさい、と言ったのでついて行く。

…もちろん、全員である。

あ「私、プリとりたい！」

ナ「はいはい。」

ル「オレ、肉食いたい！」

ナ「…はいはい。」

サ「オレはナミさんと回りたい！！」

ナ「却下。」

サ「え〜、そこは『はいはい』って言わないと…。」

ナ「却下。」

ロ「本屋に行きたいわ。」

ナ「いいわよ。」

あ「温度差激しいよ。ナミ、私泣けてくるよ。」

ナ「はいはい。」

あ「…ひど。」

ウ「そういや、昼飯どうすんだ？」

ナ「向こうでなんか食べれば？」

ゾ「なんかって何だよ。」

ナ「あんたははぐれないようにしっかり着いてくるのよ！」

ゾ「はぐれたことねェだろ。」

あ「ナミ、自覚ないんだから言っても無駄無駄。」

ル「ほうだぞ。」

…あれ…

ルフィの声、また曇ってない？

ウ「お、うまそうなもん食ってんな。なあ、オレにもくれよ。」

ル「いいぞ。」

今度はポテトチップスを食べていた。

あ「ルフィ、一体何を持ってきたの？」

ル「そうだなァ、弁当だろ？菓子だろ？飲みもんだろ？んで、肉だろ？あと肉だろ？それで…やっぱ肉だろ？…あとは金。」

ゾ「どんだけ食うんだよ。」

サ「店の中で食うなよ？」

ル「分かってるって。」

ナ「絶対分かってないわ。」

ロ「そうね。」

ウ「ったくゥ、腹壊すなよ？」

ル「大丈ｂ…

あ「ルフィのおなかは何食べても壊れないから大丈夫。きっと残飯食べてもピンピンしてるよ。」

ナ「そうね。」

いつも通りにみんなでバカみたいにはしゃぎながら

私達は道を歩いていた。

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