ワンピース 〜学校篇〜 ２−１

タイトル２３ ページ23

ル『何！？ウソップが帰ってくる！？』

あ「そうみたい…ってメールいってないんだ。」

ル『そうか、帰ってくんのかァ…。」

あ「聞いてねェし…。」

ル『こうなったらプールに行くべきだろ！』

あ「なんでそうなんの。」

ル『なんでって帰ってくるんだから盛り上がんないとな！』

あ「だからって…プールは無いでしょ？」

ル『じゃあ、遊園地！』

私はメールが届いたことをルフィに知らせるためメールを送った。

その、１０秒後ぐらいに

『いまのほんとか！？』

と、耳にキンキン響く大きな声で

単刀直入に言ってきた。

あ「えー…遊園地ィ！？」

私が心底嫌そうな言い方をした途端

かして、

という言葉とともに

ケータイのひったくりに私はあった。

ナ「ルフィ、そんな子供っぽいとこじゃなくて普通にショッピングよ。ショッピング！」

ナミは最後のショッピングを強調して言った

というか、叫んだ。

騒がしい２人が電話をすると余計騒がしい…。

ル『プールだよプール！』

受話器に耳をあてていないのにルフィの声が聞こえた。

あ(私のケータイ壊れないかな…。)

変な不安が生まれた。

ケータイを壊さないためには…

あ「他の人にも聞いてみようよ。」

ナ「…そうね。ルフィ！この勝負負けないわよ！」

ル『望むところだァ！』

あ「…近所迷惑だし、ケータイ料金高そうだし、うるさいし、壊れそうだし、私の苦労無駄だったし、勝負とかしだしたし、話が広がりすぎてるし、おまけにその勝負とかメチャクチャくだらないし…。」

ナ「はい、ケータイ返すわ。いい？ルフィはウソップ、私はサンジ君に電話するわ。」

あ「…で？」

ナ「ここまで話したのに理解できないの？」

あ「うん。」

ナ「あんたも電話すんのよ。」

あ「あァ、分かった。」

ナ「分かったならさっさとやりなさい！」

あ「…はい。」

ナミが燃えてる。

そんなにショッピングしたいの？

そんなに…値切りたいの？

あーあ、

まず、少なくともサンジはナミのいいなりになるから無視する。

…ロビンは…ショッピングっていうか本屋で立ち読みだろうな。

で、ルフィとウソップはプールになるでしょ。

で、ゾロは…うん、どっちに行っても寝てそう。

私は…家でゴロゴロしたい…。

調度きれいに別れたんだからそれでいいじゃん。

とか思いながらロビンに電話をした。

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