４ ◆ 千冬 side ◆ ページ44
･
「……気づいてたんスか」
「うん。海に行く前からお前ずっとソワソワしてたし、ずっとAちゃんのこと見てたもんな。そんなん誰でも気づくだろ」
「誰でも！？やべえどうしよう！！場地さんにバレたらっ」
「アイツは馬鹿だから大丈夫だろ」
「まぁ、そっすね………いや、そんなことないっス！」
「(￣▽￣;)……で、どうすんの？自覚あんだろ？好きだっていう」
「……はい…。でも、俺の気持ちは場地さんにもアイツにも言いません。2人とも今幸せそうだし邪魔したくないんで」
「なんか辛いわ」
「可哀想だと思わないでくださいよ」
「どうみても可哀想だろ。まぁ俺が他に女の子紹介してやるから元気出せ」
一虎くんは俺の頭をくしゃくしゃと撫でた。
それにしても、さっき場地さんとアイツが部屋でイチャイチャしてたとこに出くわしたときのアイツ……え、ろかったな…目が合って咄嗟に逃げちゃったけど。
くそ…思い出しただけで反応してきた…。
「お前何想像してんだよガキか」
「ちがっ！別にそんなんじゃ！」
「はいはい。Aちゃんよりとびっきりえ、ろい女探しとくから心配すんな。じゃ、俺風呂入ってくるからお前はムスコを大人しくさせとけよ」
うっせー！！俺は誰でもいいわけじゃねーんだよ！！
一虎くんには恋心ってゆうやつが分からないんだ！！
……しかし、おさまんねぇな。(ムズムズ) …いやいや、ここで抜くのはマズイだろ…。
ふぅとため息をついて落ち着こうとしたときドアのノック音が聞こえた。
……こんな時に誰だよ。へっぴり腰で開けに行くと、
「やっほー」
「なっ…！んでお前ココに！？」
場地さんの彼女がきた。タイミングわるっ！
「お前って…そろそろ名前で呼んでよ」
「はぁ？なんでだよ」
「お前呼びは誰だって嫌なんですよ。ほらほら、Aって呼んでごらん？」
「………っ」
「そんなに嫌？(笑)じゃ、変わらずお前呼びで大丈夫」
逆に優しく微笑まられると申し訳なさを感じるな。
「…いや…名前で呼ぶよ。呼び捨ては場地さんに悪いから、A…さんで」
「ふふ。ちゃんと呼んでね」
「おう。てか、何しにきたん」
「バーベキュー始まるよって呼びに来たの。ほら、行くよ〜(天使の笑顔)」
……///……好きだ！！
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きょんす(プロフ) - きゅーり＠幽霊同盟さん» コメントありがとうございます！誕生日実は私の誕生日なんです（笑）自己満すぎてごめんなさい！〇rz コメント嬉しいです更新頑張ります！！ (2022年6月14日 9時) (
レス) @page45 id: c020921dff (このIDを非表示/違反報告)
きゅーり＠幽霊同盟 - 夢主の誕生日がリアルの自分と誕生日一緒でびっくりしちゃいました(笑)凄く良い話です！時間忘れて読んでました！ (2022年5月2日 22時) (レス) @page20 id: 4d158fd0bc (このIDを非表示/違反報告)
きょんす(プロフ) - しろつめさん» そうですそうです！私あの漫画大好きなんで真似しちゃいました☆彡 きゅんきゅんできるように頑張りますっ！ (2021年9月9日 17時) (レス) id: c020921dff (このIDを非表示/違反報告)
しろつめ - あれですよね、少女漫画の『まいりました、先輩。』めっちゃ良いですよね！！好きです！頑張ってください！ (2021年9月9日 16時) (レス) id: a47367aeb2 (このIDを非表示/違反報告)
きょんす(プロフ) - ｍｙaさん» コメントありがとうございます(涙) そして私も好きです。はーと。更新頑張れます(^ ^) (2021年9月3日 18時) (レス) id: c020921dff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きょんす | 作成日時：2021年9月2日 6時
