３ ◆ 千冬 side ◆ ページ43
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リビングにいた一虎くんを引っ張って部屋に帰ってきた。
「何でそんなキレてんの？」
一虎くんは腕組みをして言った。自覚ないんかよアンタ。
「変なこと…アイツに言ってましたよね」
「聞いてたんだ」
「っ！聞こえたんですよ！！」
「ふーん。別に何も言ってないよ」
「いや、言ってました！」
「あー。Aちゃんに千冬のことどう思ってるか聞いたけど…もしかしてアレが変なこと？」
「変なことでしょうよ…」
「それよりさぁ、何でそんな必死なんだよ。クールダウン、クールダウン 」
…………ウゼェ。
ニヤニヤしている一虎くんを無視してベッドに横たわった。
「千冬、寝んの？じゃあ、俺まだAちゃんと話したいしリビング戻るわ」
ちょっ、ちょっと待ったァァァ！！！！
俺は部屋から出ていく一虎くんを全力で引き止めた。
「ﾌﾞｯ (爆笑) 」(←腹抱えて笑ってる一虎)
「……何笑ってんすか！」
「いや、わりっ、お前イジんのクソ楽しくてっ (爆笑) 」
「はい？？」
一虎くんは腹いてーって言いながらベッドに座った。
コッチはアンタが何かしでかしそうでヒヤヒヤだってのに。
俺も、自分のベッドに座ると一虎くんが横に来て肩を組んできた。
「単刀直入に聞くけどさ、お前、Aちゃんのこと好きだろ」
…………は？
「なっ、何言ってんすか。アイツは場地さんの彼女っすよ？」
「気づいてないフリやめろって」
「いや、ほんとに。そんなことあるわけ……ない…っす…」
「声小さくて聞こえねえなあ」
「だからそんなわけないって！！」
俺はむしゃくしゃになって大声で言ってしまった。
あーもう。ムキになってどうすんだよ……。
「……ふーん。でもお前いいの？そんな態度だからAちゃんお前に嫌われてるって言ってたぞ」
「え？……マジすか……」
「大マジ」
「どうしよう一虎くん！俺、アイツのこと嫌いじゃないのにむしろ好きすぎんのに！！………………あっ」
「ふっ。やっと認めたな千冬」
…………最悪だ。
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きょんす(プロフ) - きゅーり＠幽霊同盟さん» コメントありがとうございます！誕生日実は私の誕生日なんです（笑）自己満すぎてごめんなさい！〇rz コメント嬉しいです更新頑張ります！！ (2022年6月14日 9時) (
レス) @page45 id: c020921dff (このIDを非表示/違反報告)
きゅーり＠幽霊同盟 - 夢主の誕生日がリアルの自分と誕生日一緒でびっくりしちゃいました(笑)凄く良い話です！時間忘れて読んでました！ (2022年5月2日 22時) (レス) @page20 id: 4d158fd0bc (このIDを非表示/違反報告)
きょんす(プロフ) - しろつめさん» そうですそうです！私あの漫画大好きなんで真似しちゃいました☆彡 きゅんきゅんできるように頑張りますっ！ (2021年9月9日 17時) (レス) id: c020921dff (このIDを非表示/違反報告)
しろつめ - あれですよね、少女漫画の『まいりました、先輩。』めっちゃ良いですよね！！好きです！頑張ってください！ (2021年9月9日 16時) (レス) id: a47367aeb2 (このIDを非表示/違反報告)
きょんす(プロフ) - ｍｙaさん» コメントありがとうございます(涙) そして私も好きです。はーと。更新頑張れます(^ ^) (2021年9月3日 18時) (レス) id: c020921dff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きょんす | 作成日時：2021年9月2日 6時
