アイスを買いに ページ36
商店街に行くと血まみれの千種さんを発見した
「………何でここに」
「………アイス買いに。大丈夫?」
この怪我…隼人さんに返り討ちにされたんだ
「うん……それより骸様に報告しないと…」
「……わかった」
幻覚で誤魔化しながら夜で黒曜ランドの入口に移動する
「え…?」
(今、何が…?)
「早く着いたほうがいい…」
でも千種さん大きいから私じゃ背負えない…
雪がいれば千種さんでも乗せれるんだけどな…
ガタッ
千里の道も一歩から
何とか骸さんのいる部屋についた
「ああ、千種ですか」
「私もいる…」
とりあえず幻覚でベッド用意しよう…
骸さんが千種さんの怪我を見て嬉しそうに微笑んだ
「おや、当たりが出ましたね」
「骸…様……」
あ、意識失っちゃった
「千種来ましたー?あら!っひゃーダセ―――血まみれ黒焦げじゃん。レアだよレア」
黒焦げで思い出した
「…骸さん達の分もアイス買ってきたよ…」
「ほぅ」
「寄越せびょん!」
骸さんには黒焦げパインを凍らせてかき氷にしてチョコで誤魔化したものを
犬さんにはガムの主成分である樹液を固めて蜂蜜でくるんだものをそれぞれ渡す
「「………」」
「……食べないの?」
私はノーマルなジャンボを出して食べる
美味しい
「…僕たちの分、どこで買ってきたんですかこれ?」
「売ってると思えねーびょん」
よくわかったね…
「うん…一か月前に手作りアイスに挑戦してできた失敗作」
「ゴミじゃないですか!」
「なんつーもん食わせよーとしてんだびょん!」
どうせ食べるとは思わなかったし…
「じゃ…グリコあげるから千種さんの手当てして…」
「チョコ味ですね?」
「つーかお前が手当てすればいいびょん」
「……不器用なんだもん」
完全記憶能力で人体の仕組みは分かってるけど…機械以外は見事に役立てない私…
きっと私の料理の腕とか手先の器用さは空が吸い取っちゃったんだ…
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アオイ(プロフ) - なっちゃんさん» ならよかったですｗｗｗ (2013年9月4日 20時) (
レス) id: 75557f8640 (このIDを非表示/違反報告)
なっちゃん(プロフ) - 面白いからいいんじゃないでしょうかｗｗｗ (2013年9月4日 16時) (レス) id: 7a2935a967 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ(プロフ) - なっちゃんさん» 空たちの過去入れるとバトルがギャグになってゆくｗｗ (2013年9月3日 19時) (レス) id: 75557f8640 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ(プロフ) - 鎖龍さん» M・Mなんでｗｗｗ因みに現金の重さは大地の炎で誤魔化しました← (2013年9月3日 19時) (レス) id: 75557f8640 (このIDを非表示/違反報告)
なっちゃん(プロフ) - ですよねｗｗｗｗｗｗｗｗ (2013年9月3日 13時) (レス) id: 7a2935a967 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオイ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/yumenusi202/
作成日時：2013年8月20日 17時
