もう一周してきた…眠い。これはマグロやパイナップルが美味しく料理される話ｄ「違うから！」…グゥ (ページ24)

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標的62　　襲撃ページ24

ツナSide

なんかこの数日風紀委員が襲われる事件が続いているらしい…
不良同士の喧嘩か～!?

「あれ、風紀委員だ!あそこにも…!!」
「そりゃああんな事件が多発してるんだ。ピリピリもするぞ」

こっわ～～!

「やっぱ不良同士の喧嘩なのかな…」
「ちがうよ」

!
この声…

「雲雀さん!」
「ちゃおっす」
「いや…僕は通学してるだけでして…」

うわ―――っ
空君がいてくれればいいのにー!

「身に覚えのないイタズラだよ」

イタズラで済ませていいの!?

「もちろん降りかかる火の粉は、元から絶つけどね」

やっぱ雲雀さんこえ――――っ

その時

「綱吉さん!恭弥さん!!」
「え、空君!?」
「空、どうして携帯に出なかったんだい?」

って雲雀さんトンファー構えてる――――!!

「あ、あの…っ」

あれ…?
なんかすごい焦ってる?

「Aを…Aを見てませんか!!?」

Aさん?

「えと、見て…ないけど…?」
「知らないよ」
「そう…ですか……」

わわっ

「ちょっ、大丈夫!?」
「すみませっ…!」
「なんかあったのか?」

確かに、空君凄く焦ってるし…いつもの冷静さみたいなのがない…

「一昨日の夜から…姿が見えなくて…それで…」
「一昨日?」
「……ちょうど並中生が襲われたころだな」

え、それってまさか…!

「Aさんも襲われてるかもしれないって事?」
「ダメツナめ」
「いてっ何すんｄ…あ…ご、ごめん空君…」

リボーンに言い返そうとして空君の顔色が真っ青になってることに気づいた

「いえ…その、可能性はありますから…!」

早乙女君はいるけど、空君にとってAさんはたった一人の家族だったんだ…
うわあ～俺本当にダメツナだ!!

「…空」
「は、はい」
「今の君じゃつまらないな。しばらく僕の前に現れないで」
「っ!」

って雲雀さんヒデ―――!!

「…すみません。ありがとうございますっ」
「え、何で!?」
「何言ってるの、君」

何で空君今のでお礼言ったの―――!?

(雲雀なりの優しさだな。Aを探す時間を与えるために風紀委員に来なくていいと言ったんだぞ☆)

「もしAを見かけたら知らせてください。それじゃあ」

そのまま空君はまた走り出しちゃった

緑たなびく並盛の～♪
大なく小なく並がいい～♪

?
うちの校歌だ

ﾋﾟｯ

って雲雀さんの着うた～～～～!?
もう関わりあいにならないうちに…

「じゃ、じゃあ俺も失礼します」
「君の知り合いじゃなかったけ」

へ?

「笹川了平…やられたよ」

!!
そんなー!