もう一周してきた…眠い。これはマグロやパイナップルが美味しく料理される話ｄ「違うから！」…グゥ (ページ14)

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とりあえずページ14

恭弥さんと合流しｔ「引ったくりだ―――!」ええ!?

慌てて後ろを振り向くと帽子をかぶった男の子が何かを抱えて俺の傍を走り去った

「あ、う、空君!さっきの子引ったくりなんだ!!」
「アレが噂の…追いかけましょう!」

その子を追って並盛神社の階段を駆け上がる

「はい兄ちゃん」
「上手く連れてきたな」

兄ちゃん?
複数犯って事?

「げんきそうだなつなさんよぉ」
「ライフセイバーの先輩!?」
「まさか、ひったくり犯って…!」

この人達!?

(げぇ!?お、おいなんでアイツまで連れてきた!!)
(勝手についてきたんだよ!)

あれ
なんかコソコソ話してる?

(空君、海行ったとき怖かったからなぁ…)

「とにかく、綱吉さんからひったくったお金を返してください」

でも流石に見過ごせないから警察に連絡しなきゃ

「ッハ!誰が返すかよ」
「ちょーどいい、いくらなんでもこの人数差じゃ逃げられねェ」

確かに…
これだけの人数差じゃちゃんと手加減できるかな…?

「あれから鏡を見るたび、どれだけオレのプライドが傷ついたか…」
「えと、すみません…」

あの時は切れてたからつい丸坊主にしちゃって…

「すまんですむか!この時を待ってたぜ!二度とその生意気な口きけなくしてやるよ」
「ちょ、止めてください!」

ドターン!

「だっ!?」
「空君つえー!!」

しまった、つい…

ﾊﾞｷｯ

え?

「嬉しくて身震いがするよ」
「恭弥さん!」

父さんを助けに…?

「集金の手間が省けるよ。君達がひったくってくれた金は風紀が全部いただく」
「駄目ですよソレ―――――!!」

(またあの人自分のことばっかり――――!)

ちゃんと返さないと!!

「ムカつくアホがもう一人。全員、やっちまえ!」
「その台詞っていかにもやられるフラグ立ってるよね」

木の上から炎の声が…

「何やってんの炎?」
「ボーカン・ケンガク・シサツ・カンシ」
「って見てるだけじゃんソレ!!」

さっきはひったくり犯ぶちのめしたいとか言ってたのに

「群れてるだけの弱い奴と戦うの嫌いなんだよ。つまんねーじゃん」
「なんか雲雀さんみたいなこと言ってる―――!」
「単にお腹いっぱいで動きたくないだけでしょ」
「そうともいうー」

それから父さんが死ぬ気になって、隼人さんや武さん、恭弥さんと一緒にライフセイバーの人達を倒した