おとぎの国で３ (ページ30)

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77話(121話) ページ30

グリム「何かみんなが殺気だったんだゾ！？」

『こ、怖かったね…』

リドル「ナイトレイブンカレッジの生徒は高確率でロイヤルソードアカデミーの生徒を敵視しているからね。」

トレイ「100年も延々負け続けてたらそうなるというか……」

ケイト「まーまー！お祝いの日のそんな暗い話はなしなし！
今日は何でもない日のパーティーを楽しもうよ！」

花音「そうだよ！楽しも？」

グリム「にゃっはー！腹がはちきれるまでご馳走を食いまくるんだゾ！なんでもない日、バンザーイ！」

『そうだね！食べまくろう！』

花音「全く、Aとグリムは食い意地はってるんだから…ゆっくり食べるんだよ。」

『分かってるって！』

トレイ「花音はオンボロ寮のお母さんだな。」

ケイト「確かにー！」

花音「Aも結構、私が男の子達のところに一人で行くときはお母さんみたいになるよ？それを言ったらトレイはハーツラビュルのお母さんじゃない？」

トレイ「まあな」

ケイト「うんうん！そう言われるとお母さんみたいだよね〜。トレイくん。」

3年生たち、すごく仲いいな。もしかしてあの二人花音ちゃんのことを狙ってたり…

まあ、あの二人ならいいか。それより…！

『パクパク！これ美味し〜！』

私は、ごちそうに夢中だった！