アニメ短編集 2

銀魂 坂田銀時 「愛染香編」 ページ17

銀「惚れ薬 この香が？」

吉原に呼ばれて見せられたハートの可愛い香。
これが惚れ薬らしい。

『嗅ぐと最初に見た相手に惚れる…』

そんなの実在したんだ〜。
なんて見てたら日輪さんがツッキーに

日「…つーかアンタ何でそんな遠くに座ってんのさ」

と呼びかけた。確かに…角の隅っこに座ってる。
それに様子もおかしい。

銀「…これをAに嗅がせてあんな事やこんな事
させるってのはどうだ？」

『しねーわ！それよりツッキーがおかしい』

銀「あ？…お前ひょっとしてまだあの事気にしてんの？
仕方ねェだろ泥酔してたんだから」

あの事…ああ、銀時が酔ってツッキーの前で
小便したって話か…。
まてよ、その時ツッキーが香を少し嗅いだって百華の人達が
言ってたけど、もしかして…。

銀「近くね？！」

隅っこに座ってたツッキーが銀時と日輪の間に
座る。確かに近い…。

ツッキーが吉原の地図を広げ作戦を書く。
けど…

新「なんでハート型だ！！」

銀時 わっち と書いてハート型で囲む。

銀「なんで相々傘だァァ！！」

さらには相々傘…。これってもしかして…。

ツッキーが地図をビリビリに破る。

んん〜これは。
ツッキー香を嗅いだ時に銀時の事見ちゃって…。

てゆうパターンですかね。

予想通り、みんなで吉原を巡回して
惚れ薬を回収しようと分かれた時も
ツッキーは銀時の元を離れず。

銀「さっさとおりろってんだ！！」

ツッキーの手首を掴む銀時。
ツッキーはそれに顔を赤くして

月「わぁああああ」

ツッキーが銀時を押す。その反動で惚れ薬を入れた荷台から
惚れ薬が舞って、うなぎ屋さんのプレートの中に。

ブワァァァと煙が舞う。

銀「ヤ…ヤベェ愛染香が…」

これはヤバイね…。

『皆、煙吸わないで！』

月「新八、神楽、A
すまぬ、近所から水を借りてきてくれ」

3人で近所の家に入る。

『すいませーん！』
神「近所で火事が」
新「水を貸してもらえま…」

そこにはベッドで寄り添うおばあちゃんと…

『銀時ィ？！』

私達は無言で扉を閉めてツッキーの元へ戻った。

月「水はっ…」

新「涙でもいいですか」
月「何があったァァァァ！！」

『…』
新「銀さんが やられました」

歩いてるおばさん達を口説き回る銀時に
ツッキーが蹴りを入れる。

月「何をやっとるんじゃ貴様ァァァ！！」
神「銀ちゃん戻ってこいィ！！」

しかし銀時は2人の手を握って
口説き始める。

新「…とんでもないすけこましになってるぅぅ！！」

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