アニメ短編集 2

銀魂 坂田銀時 「理由」 ページ14

なんで？なんで？なんで？

『なんで？』

銀「何がだよ！さっきからうるせーんだよオメェはよ！！」

いやだって…なんでってなるでしょ。

さ「銀さんんんん！会いにきたわよォォ！！」
銀「近づくな納豆女！！」

月「猿飛、やめんか」
さ「あらツッキーどうしたの？もしかして嫉妬してるのかしら！！！」
月「そ、そんなんじゃありんせん！！ただうっとおしいだけじゃ！」

そう、私が疑問に思ってるのはこの事。

さっちゃんは銀時Loveが丸出し。ツッキーも銀時Loveが
分かりやすく顔に出てる。

ここはお登勢さんのお店。
なんでもない日なのになぜか さっちゃん、ツッキー
お妙ちゃん、神楽ちゃん、新八君、九兵衛、ヅラ、長谷川さんが
集合。いや、今日は大晦日だからか。

みんながワイワイ杯を交わしながらそれぞれで話し合っている。

妙「あの、私卵焼き作ってきたんですけどよかったらどうぞ」
神「おかわりヨロシ！」
新「お前の母ちゃん何人だぁぁ！」
長「就職活動なんてやめてやるー！」
九「妙ちゃんの卵焼き…」
桂「エリザベス！今日はたらふく食べていいぞ！」

私もカウンターでお酒を飲みながら考える。

『なんで、こんな天パが好きなんだろ…』

そう呟くと、たまには聞こえたらしく私の所へ
やってきた。

た［どうかなさいましたA様、天パとは…］
『たま…いや〜ちょっと謎だなって思ってさ。
さっちゃんとツッキーはなんで銀時が好きなんだろうって』

たまはしばらく考えるような素振りをして

た［残念ながらデータに入っておりません。
直接本人に聞いてみてはいかがでしょう］

『あ〜そっか！』

私は席を立つとツッキーの所へ行った。

『ツッキーツッキー！』
月「なんじゃ、A」

『なんで銀時が好きなの？』

そう聞くとツッキーは盛大に顔を真っ赤にした。

月「な！！いつわっちがあんなちゃらんぽらん
好きじゃと言った！！」
『顔にかいてあるから…』

ツッキーは真っ赤になりながら全否定。
可愛いな…てか分かりやすすぎだろ…。

噂をすればなんとやら

銀「たく…ゆっくり酒も飲めやしねェ…」

と銀時がこっちのカウンターまで歩いてきた。
そしていきなりツッキーが

月「調子にのるなァァァ！！」

と、銀時に酒を投げつけた。
いや、調子にのるなって…。

銀時が頭から血を流してぶっ倒れる。

…結局ツッキーからは聞き出せなかったし…。

次はさっちゃん！

銀「なんなんだ…ガクッ」

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