黒薔薇 ページ35
優華「…それで、何の柄を彫るの?」
『…やっぱり私だし、黒薔薇でしょ!』
黒薔薇、私の別名である。彫るならこれでしょ。
空「僕も彫ろうかな〜、Aちゃんと同じやつ」
『空は怪我して無いでしょ』
空「同じがいいの〜」
幹部「名案…」
どうやらみんな彫る気らしい。みんなどこに彫るか話してる。
雷「蓮、こことかどうだ?」
蓮「…いいね、じゃあ僕もそこで」
優華「みんな決めた?」
空「決めたよ〜」
翡翠「えぇ、決めました(A様と同じタトゥーを私の体に…)」ドキドキ
みんな決めたようだ。そして彫る…怖い。
優華「Aちゃん、大丈夫?入れるけど」
『だだだ大丈夫…なんだけど…』
幹部「なんだけど?」
『て、手だけ、握ってて…(うるうる』
幹部「(か、かわいい!!)」ズキューン!
優華がなるべく痛く無いように彫ってくれた。無事、タトゥーは彫り終わった。斬られた傷は黒薔薇のタトゥーに変わっていた。
『おぉー(キラキラ』
優華「さ、次は私達よ。雷と蓮からやるから。来なさい」
雷「お、おう」
空「雷もしかして〜、ビビってる?」
雷「んな訳ねぇだろ!」
優華「そこうるさい。痛くするわよ」
『(こわーい)…みんなどこに彫るの?』
雷「俺と蓮は首の前面に」
優華「私は脇に」
蓮「…脇ってめっちゃ痛いらしいけど、大丈夫なの?」
優華「私は貴方達と違って痛みに強いわ、平気よ」
空「一言多い〜、あ、僕は左手の中指と薬指だよー」
翡翠「私は胸に」
続々とみんな彫っていった。みんな痛そう。
雷「い゛ってぇ…」
蓮「(痛い…でも、ここに彫れてよかった)」
優華「まぁまぁね」
空「見て見て〜、Aちゃんと同じ〜」
翡翠「んふふ…(これでA様と一体と言っても過言では無い…これで、これで!)」ハナジダラー
なかなかにみんなの反応が面白い…__ちょっと怖いの混じってるけど。
『さて、話変わるけど、始まっちゃったんだよね。戦争』
雷「まぁ、そうっすね。ボスはどうしたいっすか?」
『助けたい!どっちも』
空「京極組とか行ってないじゃん。一回しか」
『君達が行くなって言ってるんでしょー?!!』
京極組に初めて来た時、一定数反対派がいることを気にかけてそれ以来行っていない。本当は行きたかったけど。
優華「Aちゃんが助けたいと言うなら、助ける。そうでしょ?」
幹部「当たり前だ/だよ/です」
…戦争が始まった。でも、みんながいる。きっと大丈夫。そう信じてる。
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海藍 - 頑張ってください! (2023年5月9日 22時) (レス) id: 34bd24184d (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 - 海藍さん» コメントありがとうございます!元気出ました。がんばります! (2023年5月8日 21時) (レス) id: 13b1794c99 (このIDを非表示/違反報告)
海藍 - なるべくで良いので投稿頑張ってくださいなるべくで良いので! (2023年4月30日 21時) (レス) id: 34bd24184d (このIDを非表示/違反報告)
海藍 - 初めてとしては色々な設定が決められていて面白いです! (2023年4月30日 21時) (レス) id: 34bd24184d (このIDを非表示/違反報告)
海藍 - こんにちは!海藍と申します! (2023年4月30日 21時) (レス) id: 34bd24184d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夜桜_2525 | 作成日時:2023年4月6日 14時