赫い月の覇者

月と元殺し屋のメロンパン屋 ページ25

永瀬さんが来て私の頭に手をポンとおいて撫でてる。ちょっと恥ずかしいな。

空｢めんどくさいって言わないの〜、Aちゃんに何かあったら大変だから、ねー？(圧」

速水｢ぴぇ…(怖)」

空が言いたい「何かあった」はおそらく今日のことも含まれてるのだろう。2人に圧をかけてる。

『はいはい、そこら辺にしてくださーい。怖がってるでしょー？』

｢むー」と言いつつ頭をグリグリと押し付けてる。蓮と一緒だ。

空｢優華達きっと今頃ちょー怒ってるよ〜？ま、Aちゃんがストップかけてるから大丈夫だけどー」

華太｢(あの人達を怒らせたら終わる)」

言った側から圧かけてる。

『大丈夫だよー、全面戦争とかにはきっとならないから』

飯豊｢(きっと？！なったら俺ら死ぬ！)」

皆んなの顔が青白い、やりすぎだー。

『何しようかな？』

空｢仕事はないよ〜、言っておくけど」

『うーん、だよねー。なんか食べに行こうかな？』

速水｢あ！それだったらメロンパンとかどうですか？新しいお店ができてました！」

メロンパン！絶対美味しいし、食べたい！

『どこにあるの？(目キラキラ』

速水｢き、貴凛町にあります！(目キラキラしてる…可愛いなぁ)」

空｢今から行くー？」

『うん！早く食べたい！』

次のやることが決まった！楽しみだな。

『じゃあ、また今度ね！』

華太｢はい、ぜひ来てください」

速水｢またいつか！」

幸真｢また来いよー」

永瀬｢またな、嬢ちゃん」

飯豊｢…(ペコッ」

天羽組の事務所を出て、車に乗って貴凛町のお店へ向かう。

空｢あ、あれじゃないー？」

『あ！本当だ。すみませーん、メロンパンくださ…え？____龍臣にカリン？！』

龍臣｢A！久しぶりだなぁ！元気してたか？」

カリン｢久しぶりだじょー。メロンパン買うんだじょー」

メロンパン買おうと思ったら、そこに昔の友達、瓜生龍臣とカリンがいた。

『2人がメロンパン屋さんなの？！』

私はblood moonを作る前CODE-ELというアサシン組織に所属していた。龍臣はその時死龍とも呼ばれ、最強の暗殺者と言われていた。アサシンを辞めたとは聞いていたがまさかメロンパン屋になってるとは。

『じゃあメロンパンを、えーっと、みんなの分も込みで…6個ください！』

龍臣｢毎度あり！」

カリン｢そういえばA、後ろの子誰？」

『この子は空。私の…えっと、部下？かな』

龍臣｢部下って、今何やってんだよ」

『えーと…』

空｢Aちゃんはblood moonのボスだよ〜」

月と愉快な人達→←月と新入りくん

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す