1000度の熱を ページ23
次の日、私は天羽組長夫妻を連れて、旅館にやって来た。
『こっちでーす』
京子「…綺麗ね」
しっかりと手入れされた庭。いつ見ても綺麗で落ち着く。
女将「天羽様、お待ちしておりました」
ここはちゃんとしたお店。おもてなしはプロに頼む。
『では、ごゆっくり』
その場を後にし、監視カメラの映像が見れる部屋に行く。そこには蓮、華太くん、永瀬さんがいた。
『どう?』
蓮「うん、今のところ……いた」
華太「!…舐めた事してやがる」
どうやら刺客が来てしまったらしい。といっても、刺客はすぐに片付けられた。私の部隊優秀!
蓮…どうする?今殺す?それとも…あとで、殺る?」
永瀬「うちに舐めた事した野郎だ。1000度の頭蓋骨作ってやる」
ひぇー、ガスバーナーで頭蓋骨を炙るとか、怖すぎる。
捕まえた刺客は雷に拘束してもらう。あとで地獄を見るだろう。
『蓮、あの刺客の情報吐かせておいて』
蓮「OK」
華太「(レベルが違うな…)」
結局刺客はそいつだけで、無事に終わった。
天羽「今日はありがとうな、お陰で良い時間が過ごせた」
『いえいえ!こっちも準備した甲斐がありました!』
天羽組長夫妻を見送り、その後刺客のところへ。
情報を吐かせるためにちょっと痛めつけられてるけど、致命傷ではない。
刺客「ゆ、許してくれ!頼まれてやったんだ!」
永瀬「んな事関係ねぇ、テメェは狙っちゃいけねぇ人を狙ったんだ。小峠、動画回せよー、バズるぜ、これは」
華太くんが動画を回すと、永瀬さんはハイテンションで「1000度の頭蓋骨作りまーす!」と言い、ガスバーナーで刺客の頭を炙った。
『(うちの拷問でもこれはやらないな…)』
blood moonでも真似させてもらおうかな。
永瀬「はーい!1000度の頭蓋骨の出来上がりー!」
刺客は頭が真っ赤になって死んだ。当然の報いだ。でも…気持ち悪い。
華太「…改めて、Aさん。ありがとうございました」
『天羽さん達が満足してくれて良かった!こっちも楽しかったよ!(女神スマイル』
蓮「…ボスそれ無闇にやっちゃダメ」
『何が?』と聞いたら「…なんでもない」と蓮は言ってそっぽを向いた。蓮の耳が赤い。
永瀬「嬢ちゃん、俺からもありがとうな。おかげてまた恩返しができた」
『えへへ』
頭をポンと撫でてから、永瀬さんと華太くんは帰って行った。
『あー疲れた』
蓮「無理しすぎ。優華怒ってた」
『え?!嘘!』
その後、優華に怒られ、数日外に出してもらえなくなったのは別のお話…
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海藍 - 頑張ってください! (2023年5月9日 22時) (レス) id: 34bd24184d (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 - 海藍さん» コメントありがとうございます!元気出ました。がんばります! (2023年5月8日 21時) (レス) id: 13b1794c99 (このIDを非表示/違反報告)
海藍 - なるべくで良いので投稿頑張ってくださいなるべくで良いので! (2023年4月30日 21時) (レス) id: 34bd24184d (このIDを非表示/違反報告)
海藍 - 初めてとしては色々な設定が決められていて面白いです! (2023年4月30日 21時) (レス) id: 34bd24184d (このIDを非表示/違反報告)
海藍 - こんにちは!海藍と申します! (2023年4月30日 21時) (レス) id: 34bd24184d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夜桜_2525 | 作成日時:2023年4月6日 14時