赫い月の覇者

ご飯 ページ21

『いやー、危ない危ない。君が捕まったら大変だよー』

二郎｢悪りぃな、色々と」

『どーいたしまして！(女神スマイル』

二郎｢…(相変わらず眩しいな。こいつの顔)」

『どーしたー？』

二郎くんの顔がちょっと赤い気がする…｢なんでもねえ」って言ってるけど、嘘。絶対何かある。

『なになにー？もしかして…可愛い女の子でも居た？！』

二郎｢(お前だろ)…そんなんじゃねぇよ」

気になるなぁ、と思いつつ蓮がお迎えに来てくれたので、帰る。

二郎｢いっつも見るけど…すげぇなお前の車」

『蓮！アレ持ってきた？』

蓮｢…うん、持ってきてる」

『はいこれ、簡単に作ったやつだけど』

蓮に持って来てもらったものはというと、保存が効いて美味しいご飯！二郎くんめっちゃ食べるし、ちょうどいいかなー、と思って持って来たのだ。

二郎｢サンキュー！A！」

蓮｢ボス、そろそろ(ボスに何もしてないよね？？の目」

二郎｢(こいつの周りこんなのしかいねぇ)」

『蓮ー？ほら、行くよー？二郎くん、またね！(女神スマイル』

二郎｢(サングラス欲しいな、これは)」

蓮｢…尊い」

蓮が頭をぐりぐりと肩に押し付けてる。いつものことだが、人目があるとこではどうにかしたいものだ。
ご飯も渡せたので、車に乗り帰る。

『明日の予定は？』

蓮「…特にない」

『えぇ、暇じゃん』

私にはほぼ仕事がない。理由も色々あるが…今は秘密。

『明日何しよう』

蓮｢…天羽組なら、行ってもいいって」

『よし！そうするー』

明日は天羽組に遊びに行くことが決定した。楽しみだね！

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