第３話 ページ4
『〜〜って事があってさー。ボルトって本当に子供だよね』
カカシ「カサネもバリバリ子供でしょーよ」
『ボルトは子供の中の子供なの！』
父さんは本を読みながら煮物を箸でつまんで口の中に放り込む。
なんで父さんは家だけマスク外すんだろ…別にいいんだけどさ…
カカシ「んー、ま、ナルトとあんまり変わんないな」
『七代目もこんなのだったの？』
カカシ「そーね。大体ボルトと同じようなーー」
すると父さんの頭に拳が落ちてきた。
母さんだ。
父さんは勢いで机に頭をぶつけた。
A「ちょっとアナタ！食事中に本を読まないでっていつも言ってるでしょ！」
カカシ「えぇ…今いいところで…」
A「何回も読んでるでしょ。あと、イチャパラはカサネの前で読まないでください！」
母さんは鬼の形相で父さんを睨みつけている。
母さんは普段は大人しくて美人だ。
怒ったらめちゃくちゃ怖いけど。
母さんは怒りながら父さんの本を没収してキッチンの方へ戻った。
私は父さんと小さい声で話す。
『父さんってさー…よく母さんみたいな暴力女と結婚したよね…』
カカシ「んー…母さんも昔はお淑やかだったんだけどね…いつの間にか見事に尻に敷かれてる…」
『ほんっと、父さんみたいなヘタレとは結婚しないようにしなきゃ』
カカシ「地味に傷つくんだけどカサネ」
A「２人とも！食器洗うの遅くなるから早く食べちゃって！」
「『はーい』」
まぁ、なんだかんだ癒波家に生まれて良かったと思う。
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アルム(プロフ) - 前作からずっとままこさんの作品を読んでいました。引き込まれる素敵な文章で1日でシリーズを全て読み切ってしまった程です。笑 更新をまた楽しみに待っています。 (2020年1月12日 23時) (
レス) id: 4726a4adc0 (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - 更新停止になってますが大丈夫ですか？素敵な話なのに更新停止は勿体無いです。早く続き読みたいです。 (2019年10月25日 1時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ままこ | 作成日時：2019年6月2日 11時
