再び ページ8
しのぶ side
Aさんが呼吸を使ってくれたので、一命は取り留めた。だけど、酷い怪我をした上、負担が大きい呼吸を使ってしまったために、目覚めが遅くなるだろう。
し「もう、これで1ヶ月ですね。いつまで寝てるつもりですかッ...!!」
彼が目を閉じてから、１ヶ月が経った。起きる気配はない。彼は優しすぎるから。自分に負担を掛けすぎてしまう。自分がどれだけ慕われているか、わかっていない。
し「早く、起きてくださいね。待っていますから。」
聞こえているわけないのに、そんな言葉が出てきてしまう。
ここのところ私は、薬の調合や、報告書の作成などの、自分の仕事と両立しながら、付きっきりでAさんの看病をしている。1ヶ月のうち、まだ10回くらいしか寝ていないのではないだろうか。
私がそこまで彼に尽くしてしまうのは、何故だろう。
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刻宗 side
ここは、どこだ？見覚えがない。俺は気を失ったはず。
『いたっ...』
俺の頭上に何かが当たった。
拾ってみると...
『しの...ぶ...母さんも...父さんも...紅兎も...俺の...家族が、みんな、いる、。』
思い出の欠片だった。
気づけば、俺の周りは欠片だらけで、楽しい思い出で溢れかえっていた。
母さんや父さん、弟の紅兎(くれと)との楽しい思い出があったり、
俺の最愛の人____しのぶとの思い出があったりした。
『ここは、死に際に来るところなのか...?』
✂︎- - - - - - - -キリトリ- - - - - - - - - - -
どうも！駄作者の点Pです。
ここのところ更新が止まっていて本当にすみませんでした！
実は...テスト期間でした...
今日テストが終わったので、急遽再開します！
黙って更新停止したので、いい点取らないといけないプレッシャーがあります。←自業自得
多くの人に見て貰えるよう、精進します！
こんな駄作者の作品を、これからもお願いします🙇♂️
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作者名：点P | 作成日時：2022年2月3日 21時
