Let's 蝶屋敷!(2回目☆) ページ7
しのぶ side
竜「カァ、カァ!Aヨリ伝言!''無限列車任務にて、重症隊士2名!軽傷3名!合計5名の治療を頼む''トノコトダ!カァ、カァ!」
無限列車...煉獄さん!
でも、何故Aさんの鴉が知っているのですか...?
まさか...そんな訳、無いですよね。Aさん。
伊「おいそこの医者!こいつらを助けてくれ!ギョロギョロ目ん玉が一番やべぇ!早くしてくれ!」
し「ッ...!!!酷い怪我...治療します。こちらへ。」
治療室に入り、治療を施しながら伊之助くんに聞いてみる。
し「無限列車で、何があったんですか?」
伊「夢野郎を倒したら、なんか体に線がいっぱい入った強ぇ鬼が出てきたんだ!紋次郎は...確か''上弦の参''って言ってたぞ!」
上弦の...参...!!!煉獄さんをこれほどまでに追い詰めるとは...上弦の力は計り知れないですね...
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治療終了
それにしても、なぜAさんの鴉が知っていたのでしょうか...煉獄さんに聞いてみたいですが...相当重症だったので、当分、目を覚ます気配はありませんね...
竜「カァ、カァ!時柱、刻宗A!上弦の参との格闘の末、瀕死状態!刻宗A瀕死状態!カァ、カァ!」
隠「蟲柱様!至急、時柱様の治療をお願いします!」
私が見たものは、お腹にぽっかり穴が空いて、身体中が深い傷で埋まった、今までに見た事のない最悪な光景だった。
『ご.......め...し...のぶ...』
''嫌だ''その感情で、頭の中がいっぱいだった。
嗚呼、今気づいた。私は、Aさんのことが好きなんだ。だから、死んで欲しくないって思えるんだ。今にも崩れ落ちてしまいそう。だから、だから。
し「絶対、助けます。」
『あい...かわらず...頼りに...なるよ...ありがと....な...へへっ...』
し「絶対、助けますから、今はゆっくり寝ててください。」
『その前に...俺は、この...ゴフッ...怪我じゃ...いくら...しのぶでも...助け...られない...かも....。だから、俺の...呼吸を...使わせて...もらう...よ』
『時の呼吸 壱ノ型 過ぐ世』
Aさんは、残り少ない力を振り絞り、お腹の怪我をできる限り過去に戻し、臓器を取り戻した。皮膚は繋がっていないが。
し「ッ...!!お気遣い、ありがとうございます....!!!」
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作者名:点P | 作成日時:2022年2月3日 21時