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肌寒くて片手で肩をさすりながら毛布を探すが、いつまで経っても毛布が見つからず観念して目を開けた。体を起こすと、左隣に口を開けた早川が座っている
昨日あのまま寝ちゃったから、二人とも裸だ。かろうじて一枚だけ残していたが何故か脱げている
早川を見てもやっぱり履いていない、途中どこかで脱いだんだろうな
そう言えば途中で一瞬目が覚めたけどその時だろうか？
「おはよ」
ベッドが狭かったから緊張していて少し動くと体がパキっと鳴った
伸びをしていると腰辺りに違和感がありさする。昨日玄関で潰された時にやったのかそれとも運んでいる最中か。考えても思い出せない
床に散らかっている制服に視線を落としてベッドから出た
もう全部洗い物に出してしまおうと拾い上げたが、部屋から出るときにパワーが居ると裸のままはまずいから、下着を探して身につけシャツに腕を通す
「全部洗いに出すけど、いい？」
早川の物も全部拾い上げて、下着だけ軽く畳んででベッドの上に置く。早川の部屋だから着替えくらいあるだろう
「早川？」
返事が返ってこないので彼に目を向けると、青ざめた顔をさせて下を向いている
二日酔いか？
「水もってくる」
男二人分の服を抱えて俺は部屋を出た。ものを放り入れ、洗剤を図るとスイッチを押す
キッチンへ向かい、グラスに水を汲んでいると、電話が鳴った
「早川です」
『A君？ おっはよ〜』
「姫野？」
電話の相手は姫野だった。酔い潰れていたのに早川と比べて元気いっぱいのようだ
内容は11時くらいに現地のラーメン屋に集合で場所は早川が知ってるから3人で来るようにとの事だった
電話を切った俺は水の入ったグラスを持って早川の部屋に行くと、下着だけ身につけてベッドに座っている
「水」
差し出すと、少し戸惑ったように受け取り暫く眺めている
「二日酔いの薬、家にない？」
「…腰どうした」
まだズキッとするときがあって、今も軽く撫でていたんだけどまさか質問されるとは思わなかった
「玄関で早川が全体重かけてきた… ベッドの上でも」
昨日は本当に大変だった。だから少し意地悪にいうとグラスを見ていた彼は俺を見て、さっきよりも酷く青ざめて言葉になっていない声を発しながらわなわなと口を動かしている
そういえば、姫野から電話をもらったのを忘れていた
「姫野から電話があって、11時くらいに―…」
俺が伝言を伝えている間も早川は頭痛がするのか頭を抱えていた
続く (更新停止中)
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ブブ(プロフ) - ととさん» また読んで下さってありがとうございます(*^^*) ととさんもお体には落ちをつけくださいね！少し油断すると風邪を引きそうになりますから！ (2022年12月10日 7時) (
レス) id: 1b530ea863 (このIDを非表示/違反報告)
とと - どんどん面白くなっていきますね〜！！体調不良に気をつけて下さいね！ (2022年12月9日 17時) (レス) @page29 id: 4f3997e613 (このIDを非表示/違反報告)
ブブ(プロフ) - 佐藤さん» コメントありがとうございます！嬉しいです♡ ありがとうございます、佐藤さんもお体にはお気を付けくださいね(#^^#)お暇なときにでも読んでいただけたら嬉しいです♪ (2022年11月25日 20時) (レス) id: a83a72b2d4 (このIDを非表示/違反報告)
佐藤 - コメント失礼します。とても面白いです！お体に気を付けて作者様の無理のないようこれからも頑張ってください！応援しています！ (2022年11月25日 9時) (レス) @page15 id: 76e6162b40 (このIDを非表示/違反報告)
とと - はい！読ませて頂きます！ (2022年11月25日 1時) (レス) @page15 id: 4f3997e613 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ブブ | 作成日時：2022年11月14日 15時
