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デンジは早川とバディを組んだの思ったけど、別の人がバディになると耳に入った。
「A、ウヌも早くバデイを見つけれると良いのう！」
可愛い顔をして下品な笑い声をあげる女の頭には角が二本生えていた。彼女の名前はパワー。俺が公安に来てすぐにマキマに紹介された。
「ウヌは強いのか？弱そうじゃな！」
挨拶もそこそこに失礼なことを言われ苛立ったが、マキマの笑顔にパワーと俺は黙り込んだ。
「デンジのバディ、パワーなんだ」
「デンキ？う…っそ、そうじゃそいつがワシのポッキーじゃ！」
「デンジ…あとバディね」
ウヌと違って忙しいんじゃ！と言いながら駆けだしていくパワー。ほかの職員にぶつかってもウヌが突然飛び出してきたのが悪い！と言っていたのがついさっきのように思い出される。
「コウモリの悪魔が現れました。皆にはそこに向かってもらいます」
マキマに呼ばれて部屋に向かってみると、すでに四人の人間がそこに集まっていた。一人は早川、あとの三人は知らない。
「そういえばA君はみんなに会うの初めてだったね、姫野ちゃんにコベニちゃん、荒井君だよ」
一人ずつ名前を説明された。姫野さんっていう人以外の顔が引きつるのが分かる。嫌悪感が眉間のシワで伝わってくるかのようだった。
「ま、魔人じゃないですか！」
荒井君という男が俺に指をさすとそのまま固まる。
「そうだよA君は魔人です。でも友好的な魔人だからみんなに危害を加えることはないと思います、そうだよねA君」
マキマは無表情で目を見つめてくる。胸を押されるような感覚にそっぽを向くと「はい」とだけ答えた。
「魔人のいう事なんて信じられません！俺は一緒に行きたくないです！」
「荒井君、これは上からの命令でもあるの。私だけの判断じゃないんだ。A君みたいに友好的な魔人はそうそういない。だからもっともっと人間と仲良くなってもらって人間を助けてもらいたい。その希望を持っているのが彼なの」
荒井はまだ何か言いたいのか口をわなわな動かしているが、それを静めたのは姫野だった。
「まぁまぁ荒井君の言いたいこともわかるけどさ、今回は一緒にいってみようよ。マキマさんも友好的だって言ってるんだし」
そう言うと片方しかない目で俺を見た。
「でも、万が一があった時は始末してもいいんですよね？マキマさん」
「もちろんだよ」
そういうとマキマは姫野に微笑むのだった。
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ブブ(プロフ) - ととさん» また読んで下さってありがとうございます(*^^*) ととさんもお体には落ちをつけくださいね！少し油断すると風邪を引きそうになりますから！ (2022年12月10日 7時) (
レス) id: 1b530ea863 (このIDを非表示/違反報告)
とと - どんどん面白くなっていきますね〜！！体調不良に気をつけて下さいね！ (2022年12月9日 17時) (レス) @page29 id: 4f3997e613 (このIDを非表示/違反報告)
ブブ(プロフ) - 佐藤さん» コメントありがとうございます！嬉しいです♡ ありがとうございます、佐藤さんもお体にはお気を付けくださいね(#^^#)お暇なときにでも読んでいただけたら嬉しいです♪ (2022年11月25日 20時) (レス) id: a83a72b2d4 (このIDを非表示/違反報告)
佐藤 - コメント失礼します。とても面白いです！お体に気を付けて作者様の無理のないようこれからも頑張ってください！応援しています！ (2022年11月25日 9時) (レス) @page15 id: 76e6162b40 (このIDを非表示/違反報告)
とと - はい！読ませて頂きます！ (2022年11月25日 1時) (レス) @page15 id: 4f3997e613 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ブブ | 作成日時：2022年11月14日 15時
