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先に階段を上がってた俺は二人の会話を上から見ていた
「武器をひっこめな悪いコトしたらいつでもクビを絞め殺せるぞ」
パワーは突然もがきはじめ、目の前に何かあるのか無我夢中で掴もうとしている
首に指の後がある
姫野のゴーストか…
「ぐうう！触れ……ない…」
俺はそれをただ黙って見ていた
パワーの顔がみるみるうちに青ざめると
突然首を抑え咳き込み始めた
「めんどくさいから仲良くやろうよ」
「いつかそのうち食ってやる…！」
「俺とキスすんだから食うんじゃねえ！」
ふむ
デンジはホテルに入る前こんな事を言っていた
あれは「ほっぺにキスしてあげま〜す！」と姫野が言った後だ
『俺ぁ初めのてのチューは誰にするか決めてんだ
その人の為に肉片だかなんだかを集めてよお…
銃の悪魔をぶっ殺すまでキスはしねえ』
おかしいな
まあその前から荒井とキスをめぐって争っていたんだから
その気持ちはどこかで失ったのだろう
姫野があの後何か耳打ちしていたのを思い出す
「あれ…？」
考え事をしながら階段を上がっていると突然早川にぶつかった
「どうした」
「俺達今…８階から9階へ行く階段を上りましたよね？」
荒井が渋い顔をしながらこちらに振り返る
「ああ」
「ここも８階ですよ？」
早川が背が高いのと上の段差にいるせいで前が全く見えない
俺は彼を避けるように顔をだすとプレートを見た
確かに８階と書かれいる
さっきは見なかったが、７階から上がる時は確かに確認した。だからさっきの階なのは間違いないはずだけど…。
「見間違いか数え間違いじゃねえのお〜〜？」
デンジが興味なさげにいうと荒井は声を荒げた
「違う！確認してくる！」
荒井は階段を駆け下りていく
「ステーキにして食ってやるわ！」
「俺ステーキ食ってみてえ」
荒井が下りて行った階段を眺めていると途中で足音が上へとあがる
不思議に思い視線をあげると角から荒井が駆け下りてきた
「あれ……？」
さっきよりもさらに渋い顔をしている
「荒井君いま…階段降りて行ったよね…？」
「あ？」
俺が見間違えたわけじゃないらしい
確かに荒井は下に降りて行き上から下りてきた
頭がおかしくなってきた
考え事は得意じゃないのに…
「コベニちゃんダブルピースでじっとしてて」
次は姫野が行くらしい
姫野が駆け下りていく
でも結果は荒井と同じだった
「アキ君…なんだこりゃ…」
「悪魔の力でしょうね…」
そしてコベニは「え」を連呼し続けていた。
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ブブ(プロフ) - ととさん» また読んで下さってありがとうございます(*^^*) ととさんもお体には落ちをつけくださいね！少し油断すると風邪を引きそうになりますから！ (2022年12月10日 7時) (
レス) id: 1b530ea863 (このIDを非表示/違反報告)
とと - どんどん面白くなっていきますね〜！！体調不良に気をつけて下さいね！ (2022年12月9日 17時) (レス) @page29 id: 4f3997e613 (このIDを非表示/違反報告)
ブブ(プロフ) - 佐藤さん» コメントありがとうございます！嬉しいです♡ ありがとうございます、佐藤さんもお体にはお気を付けくださいね(#^^#)お暇なときにでも読んでいただけたら嬉しいです♪ (2022年11月25日 20時) (レス) id: a83a72b2d4 (このIDを非表示/違反報告)
佐藤 - コメント失礼します。とても面白いです！お体に気を付けて作者様の無理のないようこれからも頑張ってください！応援しています！ (2022年11月25日 9時) (レス) @page15 id: 76e6162b40 (このIDを非表示/違反報告)
とと - はい！読ませて頂きます！ (2022年11月25日 1時) (レス) @page15 id: 4f3997e613 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ブブ | 作成日時：2022年11月14日 15時
