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一段と低い声で圧をかけるジェミンくんに、ドンヒョクはさらに重い声色で告げた。「監視不足でぶっ倒れさせてるのは役割を全うできてると思えないけど。それくらいお前レベルなら予測できたんじゃないの」
「…だって、帰らせられるからそれ以降は見れない」
「お前が自分の意思で残ればいい話じゃん。ていうか、そもそもあの事態が起きた原因知ってんの？同じことが起きないようにどうすればいいか分かってんの？」
「知ってる。チソンから聞いた。だから今日残ってんの」
「…未来が見えるだけじゃ、お前が今回任されたことは全うできないってことだけ覚えておいて」
忠告したドンヒョクから、はぁ、と疲れたようなため息が落ちた。ひと段落ついた…？いや、今入るのは雰囲気がマズイか…？数十秒続く沈黙の中、廊下で考える。
すると、部屋の中からドンヒョクの声がこちらまで通ってきた。「あ、すみません。ここ使いますか？」
どうやら私を、ここのオフィスを使いたい誰かだと思っているみたい。今がチャンスとドアを開けて部屋に入る。
「ドンヒョクに聞きたいことがあって探してたの」
持っている紙の束をヒラヒラと見せる。あぁ、と言った彼は立ち上がると近づいてきた。身長差で少し上から降ってくる高い声に集中していれば、目的の答えを得るのにそう時間はかからなかった。
「おー、なるほど。ありがとう」
「いえいえ〜、やっぱ海外に行っただけあるっしょ」
「うん…？今の海外要素あった？」
「『英語喋れるドンヒョクカッコいい！』って言ってくれたら次も教えてあげる」
「わぁー、英語喋れるドンヒョクカッコイイー」
「いやめちゃくちゃ棒読み〜」
「てかドンヒョク対して英語話せないじゃん」「いやそれはネイティブなマクヒョンが隣にいるから霞んで見えるだけ」「そんなことでマク先輩を使うんじゃないよ」やいのやいの話しながら廊下に出る。じゃあね、とドンヒョクと別れた時、まだそこに気配があることに気がついた。
気配の張本人であるジェミンくんは私の持つ書類をじっと見つめていた瞳をこちらに向ける。「これ、残業のやつですか」
「あ…うん。今日中に終わらせなきゃいけないやつなの」
「他にありますか」
「他に？」
「今日中に終わらせるやつ。手伝います」
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ジュン(プロフ) - 優。さん» お気遣いまでありがとうございます。長文のコメントとても嬉しいです！これからも、ぜひともお付き合いよろしくお願いいたします:) (3月11日 0時) (
レス) id: 435677d422 (このIDを非表示/違反報告)
ジュン(プロフ) - 優。さん» 楽しみに待ってくださり本当に嬉しいですTT Twitterの方も見て下さっているのですか！？感激です…今までの作品とは異なり物語の展開が早く進むことを意識して描く予定です。ですので優。さんの気になるところはすぐ明るみになるかと…！ (3月11日 0時) (レス) id: 435677d422 (このIDを非表示/違反報告)
優。(プロフ) - Twitterの新作のお知らせから今日まで本当に楽しみにしていました…！！主人公を含めた登場人物の過去に何があって今に至るのかすごく気になります。ジュンさんは情景描写が上手なので自然と感情が物語に入ってしまいます…💕更新は無理せずに！長文失礼しました (3月10日 12時) (レス) @page18 id: 6fd716d240 (このIDを非表示/違反報告)
ジュン(プロフ) - この度は読んでくださりありがとうございます！感想お待ちしておりますので気軽にお声掛けくださいね:) (3月5日 1時) (レス) id: 3eac17ee35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ジュン
| 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/p/baekotowhani/
作成日時：2024年2月22日 23時
