ベクおっぱとの毎日。

03 ページ8

(BAEKHYUN SIDE)





やっと仕事が終わって

すほヒョンを先頭に
真っ暗な宿舎の廊下を歩く。





ﾁｬﾆ「ねえねえ、新しい俺の自己紹介見てて」

ﾍﾞｸ「We are one！僕たちはEXOです！」

ﾁｬﾆ「こんにちわ〜！EXOのビタミン！チャニョルです〜！」





目の横で大きくピースするちゃにょり。

そのピースの仕方、JKみたいだよ。





ｶｲ「ヒョンたちうるさい。A起きちゃいますよ」

ﾍﾞｸ「ハッ......それはだめ。ちゃにょり黙って」

ﾁｬﾆ「はぁぁぁ？ベクの方がうるさかった」





どっちもだよ.....と、
呆れたようにジョンインが呟く。


絶対ちゃにょりの方がうるさかったし！！





ｶｲ「ヒョンたち早くお風呂入ってくださいね。俺とセフン、いっつもお風呂ぬるいんですから」





ジョンインの苦情は無視して、

俺はそ〜っと部屋の扉を開ける。





ﾍﾞｸ「........ただいま」





部屋に入ったらすること。


1 まず、ベットに座る。

2 すやすや眠るAを見る。

3 横にぶっ倒れる。




憎たらしいことしか言ってこないけど。

Aの寝顔を見るだけで、
俺はこんなに安心する。





ﾍﾞｸ「Aー....」



　

ふわふわの髪に触れると
まだ少し湿っていた。


お風呂入ったばっかなのかな。

さっきまで起きてたのかな。





あぁあ。会いたかったな。





Wolfで初めて1位を獲ったとき、

俺が着てた白いTシャツ。




Aにあげたらすっげー喜んだ。
いいの？いいの？って。

今日もそのTシャツを着て寝てる。





ﾍﾞｸ「.......もうこれヨレヨレだね。新しいのあげるよ。(笑)」





Aの寝顔を見てたら、

今まで平気だったのに
急に1日の疲れが襲ってくる。



ねむい........

あぁでもお風呂入んなきゃ......





あぁ........

でも、ねむい......





ﾁｬﾆ「あ、また寝ようとしてる。お風呂入ってからにしなよ寝るの〜」





ドアを開けっぱなしにしてたらしく、
ちゃにょりに覗かれた。





ﾍﾞｸ「だって眠い.......」

ﾁｬﾆ「ケーキは？楽しみにしてたんじゃないの？」

ﾍﾞｸ「！！！！ハッ！！turn back！！」





ケーキ！！！！あるんだった！！！





ﾍﾞｸ「お風呂入る！入ったら食う！！」

ﾁｬﾆ「しー！A起きちゃうでしょ。」





お風呂上がりにケーキなんて
どこのおデブちゃんだよ
残念だ

今はそんなこと関係ないのだよ

04→←02

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す