ベクおっぱとの毎日。

01　やられっぱなし ページ6

(YOU SIDE)





ﾐﾅ「ねえ昨日のアレ見た？もうわたし軽く失神した。かっこよすぎて」





ミナのいう「アレ」とは、EXOのこと。

もっと細かく説明すると、ルハンおっぱのこと。






A「途中から見た！超能力のくだり(笑)(笑)」






でも、




EXOと一緒に住んでること。


EXOのルハンの妹であること。

EXOのベクヒョンと付き合ってること。






これは、誰にも内緒。



ミナにも、内緒。
　
(メンバーは知ってるけどね)






ﾐﾅ「ルハンってね、そっくりの妹居るらしいよ！生き別れたんじゃないA(笑)似すぎたもんだって(笑)」







大学からの帰り道。


親友のミナと
駅近くをとことこ歩く。






ﾐﾅ「Aがルハンに似てなかったら、わたしきっとAに話し掛けてないよ。ルハンに似ててよかったねA！」

A「なにそれ(笑)(笑)」







入学式の日、
ルハンにそっくり！と突然声をかけてきたミナ。



明るくて頭もよくて.....
ほんとに完璧だと思う。

わたしの自慢の親友。





ﾐﾅ「じゃ！」

A「うんばいばい〜明日ね！」






ミナとばいばいして
わたしは一人宿舎に向かう。




おいしそうなケーキ屋さんが
新しくできてたけど、


6人分のケーキ買って帰るのって
意外に結構する。やめた







A「........あ....」








何気なく目についたEXOのポスター。


色とりどりの洋服を着て
メンバーとじゃれあってる。




........すっごい楽しそう(笑)







A「おっぱの分だけ......買ってあげるか」







ポスターの中にいるベクおっぱは


子犬みたいな目で
きらきら無邪気に笑ってる。




家ではあんな表情
滅多にしないのに........






ポスターを横目に、

わたしはケーキ屋さんのドアを開けた。

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