ベクおっぱとの毎日。

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(YOU SIDE)





ピピッ

「頑張れよ」






朝、LINEの通知音で目が覚めた。


もちろんおっぱから。





「画像を送信しました」

同時に送られてきた写真は、
EXOモードになったおっぱの自撮り。


これ見せたかっただけかい。
　




返信しようと思ったけど、
時間がギリギリだったからあとで。








A「行ってきます〜」




誰も居ない宿舎にバイバイして、
わたしは大学へ向かう。



大丈夫、大丈夫。

たくさん勉強した。









自分に何度も言い聞かせて、

いつの間にかついてしまった
試験教室の扉を開けた。






90分間の戦いが始まるぞ.......



チャイムが鳴ったと当時に、

おっぱ達と勉強してた時の同じシャーペンを握った。








A「......えっ」








突然声を上げたわたしに、


隣に座ってたミナが
え？と、不思議そうにこっちを見てる。







ペンを握ったら、

親指の付け根のところに






小学生みたいな字で

「Fighting！」って書いてある。









..........おっぱだ、絶対。



わたしが寝てる間に書いたんだ.......








ﾐﾅ「なにニヤニヤしてんの？」



小声で話しかけてくるミナ。







「そこ！試験中だぞ！！！私語は禁止！」

ﾐﾅ「はぁ〜い」




げ。怒られた。








これ書いてるとき、
おっぱどんな顔してたのかな？





勉強はなにも教えてくれなかったけど....



疲れてるし寝ればいいのに、

ずっと横に居てくれたベクおっぱ。







最後の最後まで、

ずっと近くで応援してくれてる。








解けないイライラに戦った1週間......

詰めこんだせいで、ちょっと寝不足だけど。





近くにおっぱがいると思って。









A「........よし。」









カチカチッと、


わたしはシャーペンを押した。






べくおっぱ！(あ、あとすほおっぱも)




わたし、


絶対に進級してみせます！！！








END

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