57-BH- ページ7
俺が携帯の電源をオフしてすぐに。
目の前で電話を耳に当てたジョンデ・・・まさか？
何話してるかは聞こえない・・・
横にいる女の笑い声が大きくて。
「ベッ キョンさんは、どんな女の子が好みなんですかぁ？」
「え？あ、まー・・・よく笑ってくれる子かな」
「ベッ キョンさん、面白いからみんな笑うでしょ？」
「え、やぁ・・・どうだろう。」
「髪型とかは？」
「髪は・・・生えてたらそれでいいけど」
「あははっ、やばい、ベッ キョンさん本当に面白いですね！」
あーー！もう！声でかい！って。
思った時にはもう遅くて。
ジョンデがすげー気まずそうにこっち見て。
電話を切ったあと、俺の方向いて。
「お呼び出しだわベク」
って言うから。
あぁ・・・終わった・・・って感じる絶望感
「ごめん、俺帰るわ」
「え、そんなぁ、あの、絶対連絡先はだめですか？」
「あの、ごめんね、はっきり言わないと分かんないと思うから。言うけど・・・君みたいな子苦手なんだ」
「・・・・ひど・・・」
俺からしたら君の方がって思ったけど。
言葉を飲み込んで。
ジョンデの首根っこ掴んで個室を出る・・・
チャンスとばかりに慌てて立ち上がったス ホヒョンも
あとをついてきて。
結局チャニョラはセフナに付き合っていくみたいだったし
俺らはタクシーで帰ることに。
「お前なんで出たの電話」
「ベクが電話切ったこと知らなかったもん。」
「はぁ・・・出てなかったら、電話取ろうとしたら充電切れたって言えば通用したのに・・・」
「まあ、やましい事はないんだし。
正直に話して謝れよ。俺目の前に居たし、肩持つから」
「喧嘩にはならないよ・・・てかならせない。」
あぁ、でも、聞かれたのはまじで。
やらかした。
Aちゃんの気持ちを考えたら・・・なぁ。
はぁ・・・ため息しか出ない・・・
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作者名：micky!!
| 作成日時：2017年4月13日 0時
