92-BH- ページ42
お義母さんは慌ただしくお買い物に出かけて行かれて。
俺が肉じゃがとか言ったから、って言えば
いいの、本人楽しんでるからって。Aちゃんが言って笑った。
「Aちゃん、結婚許してもらえてよかったね♪」
リビングのソファにAちゃんと座って。
Aちゃんに話しかける。
Aちゃんの実家でゆっくりすることなんか
初めてだから少し、緊張する・・・
「ベクくん、しっかり挨拶してくれてありがとうね。」
「え？当然のことでしょ」
「でも嬉しかった」
そう言ってAちゃんが、俺の手を握ると。
心がほっこりあったかくなる・・・
なんか、Aちゃんの実家にきてると
自分が普通の人に思えてきて。
なんかすごく落ち着くんだよなぁ。
『ベッ キョンくん、疲れてるなら休んでもいいんだぞ？』
お義父さんが俺に向かって何か話しかけてくれて。
「疲れたなら休めば？って」
「あ、いや。大丈夫♪お気遣いありがとうございます！」
Aちゃんが通訳してくれて。
それを聞いたお義父さんもニコニコしてる。
「でも、ベクくん退屈じゃない？」
「え、なんで？」
「リビングで座ってるだけだよ？」
「お義父さんたちとAちゃんの会話、見たり聞いたりしてるだけで楽しいよ(笑)」
いつもは韓国語で話してるAちゃんが。
日本語で話して笑ってたりすると
何話してるのかな？って知りたくなることもあるんだけど
でも、いつもと違うAちゃんを見るのが楽しかったりする。
「変わってるね(笑)」
「空港でも言ったけど、俺マニアだから。」
「(笑)」
繋いだ手を口元に運んで。
手の甲にちゅっと口付けると。
「恥ずかしいから///」
って照れてるAちゃん。
可愛すぎ。
もうすぐ、俺だけのAちゃん・・・か
はぁ、待ち遠しい・・・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1812人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：micky!!
| 作成日時：2017年4月13日 0時
