Forever Love's Kiss-2- (ページ5)

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モモを送り届けて。
家に帰ったらもしかしたらもうベクくんも帰ってるかなって思ってたけど。

玄関開けたら真っ暗で
あ、まだなんだって。

ベクくんは私と付き合うようになってから、あまり友達と出掛けたりとかもしなくて。
だからたまにのメンバーとのご飯とか飲み会って楽しいだろうなと思うから。

【ベクくん、まだ飲んでる？久しぶりだから楽しんで来てね、また帰る時連絡してね？何で帰ってくるかまた教えて！】

そう送信して、携帯を閉じようとした瞬間。

すぐにつく既読。

きっと、ごめん遅くて～みたいなのが来るんだろうなって。
少しだけLINEを開けたまま待ってみるけど。

《ピコン》

って、一番上に表示されたのは

ベクヒョン【あ】

・・・・・あ？

もしかして、メッセージ打とうとして、誤送した？

「なにそれ(笑)」

【あって何(笑)今誰がいるの？】

多分、ギョンスとセリナはもう帰っただろうな・・・

なんて思っていれば。もうつかなくなった既読・・・

えー、なに。

いつもなら速攻返してくるのに。

ってモヤモヤして。

電話しよ・・・って電話をかけてみれば。

『プルルル…プルルッ…ブチッ』

ブチッ、って切られた・・・

は？え？なに？なんで？

今までこんなことないから余計にモヤモヤする・・・

よし、こうなったら。

【発信中:ジョンデ】

今何してるのか、ジョンデに掛けたらジョンデは出そうだし・・・

『もしもし？どしたの？』

って、すぐに繋がった電話。

ジョンデはなぜ自分にかかってきてるのかわかってない様子・・・

「シーッ、ベクくんそこにいる？」

『え、まあいるけど・・・なんで？』

「電話かけたけど切られちゃって。」

『あー・・・まぁ、今はちょっと・・・』

ってそこまでジョンデが言った瞬間。

『あははっ、やばい、ベッキョンさん本当に面白いですね！』

すんごいハッキリ、聞こえてきた。

女の声・・・・・・・

さて、事情を説明してもらいましょうか？