Forever Love's Kiss-2- (ページ34)

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「好きだって言ってたのに、よかったの？」

って、Aちゃんお手製のシチューを食べながら。
Aちゃんに聞くと、ん？って首を傾げる。

かわいい・・・

視界の端っこに見えた、ジョンイナから借りてきたクッションは
借りてきた日に用無しになっちゃったけど。

仕事辞めるって言ったAちゃんに、本当によかったの？って
何度も何度も聞けば、今度はAちゃんを怒らせて、クッション必要になるかも・・・

だけど、あんなに好きだからまだ辞めないって言ってた仕事を
まさか、辞めるって言うとは。

俺の希望としてはやめて欲しかったのは事実だけど
俺の考えを押し付けるのは良くないと思っていたから。

Aちゃんが
納得してやめるっていうまでは、まあ・・・

いいかな？って、思ってたのに。

それに、対処するって言っても。

その男に結婚のこと、話してくれるだけかと思ってたし
それだけで別に俺は、よかったんだ

Aちゃん次第だって、丸投げしといて今更なんだけどね・・・

「なにを？」

って聞くAちゃんに。

「仕事」

って言えば、あ～って、わかりやすく寂しそうな顔をした。

やっぱりね、辞めたくないよね。

わかってる。

「・・・Aちゃんの気持ちはすごく伝わった、ありがとう。
でも・・・無理にやめなくていいんだよ？」

後悔が、残るなら。

無理にやめなくていい・・・

「・・・・・」

「後悔しそうって思ってない？
・・・もう少し考えて答えだせば？
そこまで追い詰めてごめん、でも、俺はもうAちゃんの気持ち理解したから。
あの男にも、結婚のこと言ってくれたんだし」

「直接は言ってないけどね」

「ん、でも分かるようにしてくれたんでしょ」

そしたら別に俺は、もう不安はないよ？

まぁ・・・顔合わせて喋るとこ想像したら、ムカつくけど。