53-BH- ページ3
結局その後モモちゃんとセフナは話さなくて。
モモちゃんが帰るってなって、Aちゃんも先に帰っちゃって
ギョンスとセリナちゃんも出ていっちゃったら。
個室に残された、俺とジョンデとス ホヒョン、チャ ニョルにセフナ。
「セフナ、要らないこというなよ〜」
なんて、チャニョラがいうから
むすーってしてるセフナ。
「なんか、わからせたくて」
「分からせてどーすんの？もう人妻だよ？
冬には赤ちゃんも生まれんだぞ、分かってんのかよ」
「分かってるよ・・・はぁ。・・・俺トイレ」
って、個室を出ていったセフナを見送って。
そろそろ俺も帰るかぁ、なんて思いながら。
「・・・タクシー呼ぶ？」
「あ、俺車」
「チャニョラ飲んでなかった？」
「俺のんでない」
俺たちも、帰る準備を進める。
「ギョンスたちは何で帰った？」
ってふと疑問に思って聞けば。
ジョッキの中身を飲み干したジョンデが
「ギョンスも飲んでなかったよ、だから車じゃないかな。
今日飲んでるのベクと俺と、ス ホヒョンとセフナくらい？」
そう答えて。
お前よく見てんなぁって。
「セリナちゃんも一杯飲んでた」
「飲めるんだ」
「韓国語はまだカタコトだったね」
「そりゃそーだ、Aちゃんたちが最初から出来すぎてたんだよ」
本当に。
そう思ったら、色々奇跡が積み重なって。
俺とAちゃんは付き合えたんだなぁ、なんて。
そんなことを思っていたら、勢いよく開いた扉。
もう帰るつもりで伝票を握ってるス ホヒョンに
リュック背負おうとしてるジョンデに。
今から帰るよって文字を打ち込んでた俺・・・
みんなが一斉に扉の方を向く。
「やばい！本物！」
「うそっ！」
って、キャッキャしてる女の子が二人いて。
・・・・嫌な予感・・・・って思った瞬間
「だから言ったでしょ？本物だって、これで信じた？(笑)」
へへ、って笑ってるセフナ・・・
予感、的中。
セフナがどっかでナンパしてきたな・・・
モモちゃんと付き合ってからは。
こんなセフナ見なかったのに。
昔の悪い癖が戻ってきたか・・・
あぁ、頼むから。
できれば女の子と絡みたくないんだけど・・・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1812人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：micky!!
| 作成日時：2017年4月13日 0時
