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「でもさ、二人が結婚って。すごいね」
ニコニコしながら、ジョンデがそう言う
「ホントだね、ベクくんと結婚するなんて
4年前は夢にも思ってなかったもん」
「だってAちゃん、4年前は俺と付き合うとも思ってなかったでしょ」
「あ、なんでそんな嫌味っぽくいうの〜」
ベクくんのほっぺをつまんでうにうに〜って揺らすと。
あははってみんな笑って。
早口の韓国語が聞き取れなくて
？？？ってなってるセリナにギョンスが小声で通訳してあげてる。
「4年前はAちゃん、俺のファンだったもんねぇ」
「そうそう！懐かしいな〜」
「あの時ジョンデに彼女がいなかったらベクお前終わってたな(笑)」
「はぁ・・・ジョンデあの時彼女いてくれてありがとう・・・」
なんて、ベクくんがジョンデに手を合わせだしたら
もうジョンデもチャニョラも、楽しくて仕方ない様子。
だけど気になるのはさっきから無言で携帯いじってる
端っこのセフナさん・・・
「セフナは最近どうなの？」
って、思い切ったモモが声をかけると
ん？って顔をあげたセフナ
「どうって？」
「恋愛の方は」
「あ！俺ノンアルコールおかわり…」
少しピリついた雰囲気を和ませようと
急にそう言って店員を呼ぶボタンを押したチャ ニョル。
「俺は、コーラにしよっかなあ・・・」
なんてベクくんも言い出して。
シーンとした雰囲気がなんとか和んできて。
ほっとする・・・
モモも、悪気があるわけじゃないんだけど。
セフナの気持ち、知ってるからこそ。
気まずい感じになっちゃう・・・
「俺はフリーだよ」
ようやくワイワイし始めた雰囲気の中。
セフナが口を開く。
間に挟まれてるチャニョラはもう
おでこに
気まずい
って書いてるみたい。
「・・・そうなんだ、どれくらいいないの？」
「・・・2年半」
「え？」
「だー！そうだ！はい！しりとりしよう！」
勢いよく立ち上がったベクくん。
咄嗟に話題を逸らそうとしたんだろうな・・・
手拍子に乗せて
「ライオン！」
って私を見てくるけど。
「・・・ベクくん、アウトだよ・・・」
なに？これ。←(笑)
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作者名：micky!!
| 作成日時：2017年4月13日 0時
