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「お待たせした〜」
居酒屋に着いて個室の扉を開けると
手前にいたのはジョンデ、その隣にギョンス。
向かいにベクくんとチャニョラに、端にはセフナ。
そして意外な人物・・・
「ス ホさんこんばんは」
「こんばんは！」
ってニコニコしてるし(笑)
「セリナ、ここ」
隣ぽんぽんしてるギョンスに
その横にスタっと治まるセリナを見て。頬が緩む。
するとジロっとこっちを見たギョンスが。
「・・・A何見てんの？」
とか言ってくるから。
ムカつく・・・
「見てないし」
「ニヤニヤこっち見ないで」
「・・・前髪伸ばしてから言って」
フッて鼻で笑われたら
なんか負けた気がして悔しい・・・まあ、いいけどさ。
「ヤーギョンス俺の女いじめんなよ」
「むしろ僕がいじめられてるんだけど、悪口言われてるし」
「はいはい、もういいから。ベクくんお疲れ様♪」
無理矢理会話を終わらせて
ベクくんの隣に腰を下ろせば。
モモも私の隣に腰を下ろす。
「モモちゃん、今日旦那さんは？」
向かいにいたジョンデがそういうと
モモもニコニコしながら顔を上げて。
セフナがいるからか、少し気まずそうにしてたのに
なんかほっとしたみたい。
「うん？お留守番だよ、楽しんでおいでって」
「そっか、でも妊婦さんなんだしあまり遅くまでは居られないよね？」
「そうだね・・・」
「私飲まないから、少ししたら送り届けてくるよ」
いいよね？ってベクくんに目配せして。
ベクくんが頷くと同時にテーブルの下で触れ合う手。
ふふ、こういうの楽しいよね。
お仕事お疲れ様、の気持ちを込めて。
ぎゅ、と手を握る・・・
オーダー通してすぐに来た飲み物を
各自片手に持って。
「さてさて！じゃあ・・・大きい声じゃ言えないけど！
ベク、Aちゃん、おめでとう！」
ってス ホさんがいうと、ぶつかり合うグラス。
なんか、この感じ。
久しぶり・・・
思い出すな、ベクくんと付き合う前のこと。
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作者名：micky!!
| 作成日時：2017年4月13日 0時
