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「早く押しなよ」

ドキドキ・・・


タクシーを少し手前で降りて。
宿舎まで歩いていったら。

流石に夜遅いからか出待ちみたいな子達はいなかったけど。


緊張してピンポン押せないっていう・・・


とりあえず部屋番号押して。

深呼吸してたのに。


《ピーンポーン》

「あ!モモ!」

「だっておっそい」

って。
モモに押されてしまった(笑)


『何してんの・・・』

って、聞こえてきた声は。

珍しくジョンインくん。(笑)


「ごめんジョンイン!サプライズしに来た!」

って、笑ってるモモ。


『どうぞ』

って声と同時にロック解除される扉。


・・・なんて言おうか、まだ決めてないけど・・・

あまりきつくは言わないでおこう・・・


マンションのエントランスに入って、エレベーターに乗り込むと
宿舎の階を押して。


「ベク怒るかな」

「怒りそう・・・」

「ジョンデ可哀想に・・・」

「仕方ない・・・よね。
私が悪いのに。ジョンデを傷つけて本当に胸が痛い・・・」


ジョンデとはもう、もしかしたら仲良くできないかも・・・

それでもいい、ジョンデとベクくんの仲が戻るなら。



宿舎のドアの前に立って。

またインターホンを押すと。

足音がして、ドアの向こうから

『えっ』

なんて聞こえてきて。

すごい勢いで開いたドアの向こうにいたのは。


「Aちゃん何しに来たの?!」

驚いてるベクくんだった。


「ベクくん・・・あの。」

「・・・うん?」

怒らないで。
怒らないで。
怒らないで・・・

なんて思いは虚しく。


「ジョンデ呼んで」


「・・・は?冗談だよね?」


って。


声のトーンからしてもうすでに、怒ってる・・・


「ベクくんも居て?・・・ジョンデに話があるから・・・」

「・・・・・・・どういうつもり?」

「いいから、呼んでほしい・・・」


私の言葉に、はぁってため息を吐いたベクくんが。

頭をガシガシしながら、どこかへ消えていって。

モモが。

「何かあったら呼んで?私ダーリンのところ行っとくね」

って、私の肩を叩いた。

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micky!!(プロフ) - こばとんさん» こばとんさま!ジョンデの件はとりあえずは、一件落着・・・ですかね?(笑)まだ100%今まで通り!とは行かないかもしれませんね(T_T)また次章でもよろしくお願い致します♪ (2017年3月28日 0時) (レス) id: ce29c95314 (このIDを非表示/違反報告)
こばとん(プロフ) - 冷酷ベクちゃんのときはどっきどきしながらもこの先どうなるのかハラハラしましたー(^O^;)でもこれでジョンデの件は乗り越えたのかな??←まだハラハラ(笑)次章も楽しみにしてまーす(≧▽≦) (2017年3月27日 18時) (レス) id: 7f23d5a9cf (このIDを非表示/違反報告)
micky!!(プロフ) - dolceさん» dolceさま!コメントありがとうございます(T_T)!同じディオペン様!そしていまはべくちゃんなんですね(笑)ありがとうございます!(笑)更新がんばりますねー! (2017年3月24日 23時) (レス) id: ce29c95314 (このIDを非表示/違反報告)
micky!!(プロフ) - はるさん» はるさま!ばれてしまいました・・・かなりご立腹です(T_T)!! (2017年3月24日 23時) (レス) id: ce29c95314 (このIDを非表示/違反報告)
dolce(プロフ) - いつも楽しみに読ませて頂いています…!ディオペンだったのですがこの作品に出会ってからベクちゃんに夢中です(笑)素敵すぎる展開ありがとうございます…!更新頑張ってください〜〜! (2017年3月24日 10時) (レス) id: 4f624de74f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:micky!! | 作成日時:2017年3月19日 1時

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