Crazy Love's Kiss-3- (ページ47)

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部屋に入って、Aちゃんが俺にTシャツ渡してくるから。

イライラする・・・

それより。

何してたか言えよ。

「ね、なにしてたの？ジョンデと」

助けてもらっただけっていうだろうな。

けどもやもやして堪らないから。

もやもやをAちゃんにぶつける・・・

「私ベクくんの朝ごはん買おうと思って・・・
ほら、朝ごはん逃しちゃったし？で、パン屋さんいったんだけど。
スタッフ証もルームキーも忘れてきてて。」

「・・・それでジョンデが助けてくれたの？」

「そう」

「・・・ソーセージのやつってなに？
まさかAちゃんジョンデと・・・」

「ちがう！パン屋さんで買ったの、ソーセージのパン・・・その、ベクくんが笑うかなって。
結局ジョンデがお礼にってもってっちゃったけど、それで・・・」

「・・・ジョンデには何もされてないの？」

「されてないよ！ジョンデがそんな人じゃないのベクくんも分かってるくせに」

うん、わかってるよ？

わかってるんだけど。

ジョンデが絡むと、どうしても普通じゃいられない・・・

「Aちゃん、パン俺のために？」

「うん・・・でも結果心配かけただけだったね
ごめんなさい、ベクくん・・・」

って、謝るAちゃん。

謝らなくていいのに。

「・・・ありがとう、嬉しい」

「ほんと？」

「うん。・・・愛してる」

本当に。

本当に本当に愛してる。

「ベクくん、何急に・・・」

って、俺を見上げる唇を塞いで。

横目で時計を見れば、あと1時間は余裕あるから。

シャワー浴びるついでに。

Aちゃんと愛し合おう、って。

Aちゃんの腕を引いてお風呂場に向かう。

「ベクくん、パンはっ」

「食べる、けどAちゃんが欲しい。
シャワーしながら、Aちゃんを抱きたい」

俺のストレートな言葉に。

顔を赤らめるAちゃんが。

最高にかわいい。

.

.

.

シャワーから出て、服を着替えると。

横で火照った頬をパタパタしてるAちゃん。

かわいい。

「これで仲直りー♪」

Aちゃん後ろからぎゅーして。
Aちゃんにすりすりしたら。

「喧嘩してないしっ」

って。
ぺしってはたかれた。

なんで・・・しゅん。

さっきまで俺の肩にしがみついて。
俺に揺らされながら。
気持ちよくてたまらないって顔してた癖に・・・

俺が激しくしすぎた時は。
終わったあといっつもつんつんプリプリしてるAちゃん。

そんなAちゃんもかわいいけどね・・・