Crazy Love's Kiss-3- (ページ46)

今日:4 hit、昨日:7 hit、合計:613,821 hit

146-BH- ページ46

目が覚めて。
すぐに気づく。

「Aちゃん？？・・・・どこぉ」

返事はない・・・シャワー？

起きたらシャワー一緒にしようって言ってたから
先してたらルール違反・・・って思ったけど。
シャワーの音聞こえない・・・

部屋の床に散らばってた服も
綺麗にソファに畳んでおいてあって。

Aちゃんが起きてることは間違いないけど。

どこにいるの・・・

お布団から出て、パンツ一丁のままで部屋中を探し回る。

「Aちゃん？」

風呂場にもトイレにもいない。

「A？？」

クローゼットにもいない。

「誘拐・・・？」(←なぜいつもそうなる)

やばい！Aちゃんついに。

可愛すぎて誘拐されたっ？！

化粧台の上に無造作に置かれた
スタッフ証と、ルームキー。

こんなの持って出ないのおかしいもん。

やばい！本当に誘拐だ！！

とりあえず、メンバーに聞きに行こう・・・

って、ドアの前まで行くと、聞こえてきた声。

「もぉ、からかわないで・・・」

照れたみたいなAちゃんの声。

は？

だれと喋ってんの？

「なんで？ほんとほんと。
いつも綺麗系だけど化粧してなかったら可愛い系なんだね」

・・・ジョンデ。

なに人の彼女口説いてんだよ？

「そんなことないもん。」

何照れてんの？Aちゃんも。

ダメじゃん。

ムカつくから、パンツ一丁のままだけど。
急いでドアノブに手をかける。

「あは(笑)これ以上からかったらベクに怒られる・・・」

ドア開いた瞬間、Aちゃんの照れた顔と
ジョンデの口角上がった顔が飛び込んできて。

すぐに俺の格好見たAちゃんの顔が青ざめる。

「ベクくん！服！」

「起きたらAがいないからダメなんじゃん。
心配して探し回ってたから服着る余裕なかったし
・・・なにしてたの？ジョンデと」

この格好のまま寝てましたよ＝
俺とAちゃんは昨日も愛し合いましたよっていう。
遠回しのアピール。

分かったらどっかいけ、ジョンデ。

仲直りには協力してくれたけど。
それとこれとは話は別。

「ベク、心配しすぎ。あいてよかったね？
これ俺マネヒョンに返してくるわ。
あ、Aちゃん、ソーセージのやつ、ありがとうね」

っていって。
手を振ると戻っていったジョンデ。

会話からして鍵持ってないAちゃんを
ジョンデが助けたんだろうけど。

むかつく・・・

なんだよソーセージのやつって