Crazy Love's Kiss-3- (ページ3)

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「よし、拭けた。ドライヤー持ってくるね」

よしよしって撫でて、おでこにキスすると。

部屋を出ていくベクくん。

もう～・・・好きが溢れ出す・・・

いつも、会う度に感じる。

私、どんだけベクくんのこと好きなのって。

「おまたせー♪」

手にドライヤーもって、入ってきたベクくんを。

じっ、と見つめると。

ん？って、ニコっと笑ったまま首を傾げる。

ほんと、可愛すぎる・・・

可愛くてかっこいい。

ベクくんが隣に座って。
ぎゅ、と抱きつくと。

「どしたー？(笑)」

なんて笑う、その声まで
好きすぎてつらい・・・

「ベク、好き・・・」

耳を当てたベクくんの胸から。
トクトクいってる心臓の音が聞こえてくる。

「ん・・・俺も。好き。」

ベクくんの大きな手が
私の背中を撫でてくれて。

心地いい・・・

「大好き」

「もー、可愛すぎ。・・・やめて。
俺の心臓どうする気？・・・はぁ、好き・・・」

身体が離れて、ベクくんが私の頬を挟むと。

近づく唇。

明日、ベクくんが帰っちゃったら。

1ヶ月くらい会えない・・・

寂しいな。

この柔らかい唇とも、しばしお別れ・・・

と、思ったら。

ベクくんとのキスが終わらないようにって。
思ってしまう・・・

「ベクくん、もっとして」

もっともっと、1ヶ月あいても平気なくらい・・・

「ん、後でベッドでしよ？・・・先髪の毛」

なのにベクくんは。
私の髪をまた乾かし始めちゃって。

しかたないなぁ・・・

ドライヤーで正面から、ブワーって乾かしてくれるベクくんに。
グーって顔を近づけると。

ふふってベクくんも笑って。

かわいすぎてたまらなくて。

近づいてチュってキスすると。

「もー、だめ、髪の毛先」

なんていいながらも、嬉しそう(笑)

また近づいて唇に小さくチュッチュすると。

笑いがこらえきれないベクくんが。

「あははっもー！！Aちゃん、乾かせないじゃん～」

って言って笑うから。

楽しくて仕方ない。

やっと前髪が乾いた時。
また顔を近づけると。

ニヤニヤしたベクくんが。
ぐっと私の顎を掴んで。

チュ、っと今度は軽いキスじゃなくて。
あまーいキス。

もう、2人の唇縫い付けちゃいたいくらい。

離れたくないよ・・・