Crazy Love's Kiss-3- (ページ14)

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「別に長くないんじゃない」

とかいってるギョンスは、もう呆れ顔。

仕方ない。
俺にとってはそこも重要なんだもん。

ヌナが帰ってきたから、もう一つ上の階の見学も行って、決めないといけないんだけど。

・・・悩む、悩みすぎてやばい。

.

.

.

「結局どーするの？」

「最後のところは広すぎた・・・」

家賃は払えるけど。でも、ちょっと広すぎる。

二人暮らしだもんな・・・

「じゃ、あと二つだな、どーすんの？」

って、ミンソギヒョンに聞かれて。

頭を抱える。

だって。

だって・・・・

「一つの方はキッチンからベッドまで7秒で、
もう一つは8秒・・・でも、8秒の方がエレベーター近いんだよな。
ってことは、エレベーターからベッドまでは8秒の方が近いんだよ」

俺の言葉に。

ポカーンとしてる二人・・・

大丈夫？ついてきてる？

最後の部屋は置いといて。
二つ見た部屋の後で見た方の部屋は、部屋の位置が少し違うからキッチンからベッドまで早かったけど
個人的にはエレベーターから近いほうが、Aちゃんに早く会えるから、そっちのが良くて。
でも・・・防犯面が心配。

「エレベーター近い方がいいなら、そっちがいいんじゃない？」

「・・・んー、でもさ？一番この階で人通りが多いとこだし泥棒こない？心配・・・」

「大体泥棒は非常階段付近で人の少ないところ狙うだろ。非常階段は反対側だし・・・
それに、人通り多ければ泥棒も避けると思うけど・・・」

お、なるほど。

なんだ、それめっちゃいいじゃん！

「え、じゃあそうする」

「・・・単純だな(笑)」

「なんか言った？」

「いいや？Aちゃんには言ったの？
ベクが決めること」

ミンソギヒョンは少し笑いながら。

俺を見る・・・

「うん、それは言ったよ」

楽しみだな。

気に入ってくれたらいいな。

「ベク～？決めるの？あの部屋？」

ヌナに声かけられて。

本当にそれでいいか、考えたけど。

うん。

いい。

「うん！決める、申し込んどいて。
再来月から住むけどもしあれなら来月からでもいい。」

って言うと。

ヌナはわかったっていって。

よし・・・これでいい。これでいいんだよ。

楽しみだな。

Aちゃんとのラブラブライフ・・・