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DO:
5年前の冬。僕は勉強に追い詰められていた。
超がつくほどの難関校に受かるために夜遅くまで塾で勉強をしていた。まだ中2の冬だと言うのになんで僕だけ勉強してるのか。
僕には3つ上の兄貴がいる。正確にはいた。兄貴は賢くて一流大への推薦も決まってるようなものだと親にもみんなにもいわれていた。
僕はそんな兄貴と比べられるのが嫌だった。僕は別にぐれていたわけではない。ただ勉強が苦手だった。だから僕が所属していたバスケ部に専念していた。
親には「こんな子産むんじゃなかった」とか、近所の人には兄貴の方が優秀だの、どこでこんな差ができただの、元カノには兄貴に振られたから仕方なく僕と付き合っただの
そんなみんなにはうんざりしていた
そんなある日、僕は兄貴とくだらないことで喧嘩した
僕が塾をサボって夜遅くまで友達とバスケをしていた時
兄貴が迎えに来た
?:「ギョンスや、お前はバスケしか取り柄がないんだから、せめて全国一位とかになれよ。母さんが悲しむだろ」
と兄貴が小馬鹿にしながら言ってきた
DO:「お前に何がわかるんだよ」
兄貴:「は?」
DO:「お前も勉強しか取り柄がないんだから全国一位にでもなれよ。たかが校内1位で調子のってんじゃねぇよ」
それにキレた兄貴が僕を殴ってきた
僕もやり返した。今まで言ってきた嫌がらせの分もね。
僕は家に帰りたくなかった
だって
母さん:「ちょっと!お兄ちゃん、そのかおどうしたの?!」
僕が悪者にされるから。
兄貴:「あぁ、これ。ギョンスにやられたんだ。でも僕がわるいんだ!だからギョンスを責めないでくれ」
笑える。母さんの前では猫かぶりやがって。
母さん:「ギョンスや。なんでこんなことするの!なんであなたはいっつも考える前に手が出るのよ」
兄さん:「母さん、、」
母さん:「あなたは黙ってなさい。ギョンスや、あなたは勉強もできないし何ができるの?あなたはゴミ以下よ。部活も中途半、、、、、」
僕は母さんが言い終わる前に謝った
DO:「はいはい。僕が悪かったよ。」
母さん:「ちょっと。ギョンスや!どこ行くのよ!」
僕は母さんの言うことを無視して、バスケットボールを持って家を出た
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EXO - とても面白そうです!頑張ってください!! (2019年10月26日 22時) (レス) id: 8b41a6921c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ボミ | 作成日時:2019年10月26日 21時