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『あ、そうだこのタオル康二くんの？
洗濯物と一緒に置いてあったから洗っちゃったんだけど…』
気になることはありすぎてるけど、できるだけ普通に話しかけるようにする。
「あぁそれ昨日Aちゃん汗びっしょりやったから買ってきたタオルやわ
もう1枚は俺の！
置いて帰ってたんやなごめんよ〜」
『え、もしかして汗拭いてくれたの？！』
そうやで〜と炒飯を作りながら答える康二くんと、顔が真っ赤になっていく私。
『………本当に何から何までお世話になりました……
頭が上がらないです………』
「俺がやりたくてやったんやから気にせんでええのに〜
じゃあお礼に机に置いてあった絵欲しいなぁ〜」
『それはもちろんいいんだけど、こんなのでいいの？？』
「Aちゃんの描いた絵俺好きやで？
愛がこもってて優しい感じ」
『…そんなこと初めて言われた』
私の絵は印象が残りにくい、インパクトがないってよく言われてた。
感じ取ったものをそのまま絵にしちゃうから、無のまま紙に乗ってるって。
そんな絵に愛がこもってるって
康二くんは私が絵を通して伝えたかったことをいとも簡単に見抜いてしまうんだ
『これ康二くん描いたんだよ』
切り取って置いてあった絵を持ってきて、康二くんに見せる。
「やっぱり！！？なんか似てるな思うててんよ〜
イケメンに書いてくれてありがとう
漫画の時と絵の感じ全然違くて新鮮やな」
『私の絵って分からない人も多いよ笑』
「じゃあ色んな人に自慢できるな！笑」
『しなくていいよ笑笑』
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ﾍﾟﾙ(プロフ) - ゆうりんさん» 読んで頂きありがとうございます！これからも楽しんで頂ければ幸いです♪ (2022年5月13日 18時) (
レス) id: d8670e4748 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうりん - めっちゃくちゃ面白いです！これからも更新よろしくお願いします (2022年5月13日 6時) (レス) id: df6b20803b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾍﾟﾙ | 作成日時：2022年5月8日 21時
