転校 ページ16
『すみませーん、らっだぁ先生いますか？』
昨日言った通り、私は朝一に学校に着き職員室へと赴いた。
rd「はいはーい…ってAちゃん！！！昨日大丈夫だった！？風邪とか…『ほんっとうにすみませんでした！！』え？」
運動部顔負けの大声を出し、思いっきり頭を下げる。
らっだぁ先生の混乱した声を聴きながら、謝罪会見かってくらいに頭を下げ続ける。
前世で教授に土下座をかました時よりはマシだ。
rd「…Aちゃん、顔上げて？」
流石に生徒に頭を下げられ続けるのはらっだぁ先生も許せないらしく、昨日のように頬を挟まれ、顔をあげさせられた。
rd「俺怒ってないから、ね？
逆に俺の方が謝んなきゃいけないと思うんだけど…」
『いやいやいや！！らっだぁ先生がなにを謝るんですか！？
そのいい顔面とかですかね！！？？それなら納得しますわ！！すみません！！』
rd「それはおかしいだろ！？俺の方悪いわ、ごめんな！？」
こうしてしばらく互いに謝り合うという収集のつかないことが起き、数分すると、双方息が切れていた。
rd「……はあ…はあ…今誰もいないから、職員室で休憩しない？」
『…あざっす…はあ…』
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
朝の静かな職員室はなんだかドギマギして挙動不審になる。
来客用のソファーに腰掛け、らっだぁ先生が淹れてくれた緑茶が入った湯呑に口をつける。
目の前の先生はコーヒーを飲んでおり、なんだかさらに年の差を感じてしまう。
私もコーヒー飲めます！と抗議したが、お子ちゃまには早い、と一掃されてしまった。解せぬ。一応大学生だったんですが我。
お茶を口に含み、一呼吸置いて再度頭を下げた。
『あの…本当にごめんなさい。言い訳になってしまうんですけど、口をついて出た言葉というか…ほんとは嫌いじゃなくて…！というか、逆に大好きなので…！』
数十秒たっても何にも聞こえてこない。
怖くなって恐る恐る顔を上げると、目の前には真っ赤になったらっだぁ先生がいた。
rd「…あのさぁ、先生に向かってそんな簡単に大好きなんて言っちゃだめでしょ…
捕まるの俺なんだけどぉ？」
『…え…！？』
自分の発言を思い出して全身が熱を帯びていくのがわかる。
窓を開けて叫びたい衝動をこらえる。
……やっっっってしまったああああ！！！！
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badendingが好きすぎる人(プロフ) - めちゃくちゃ面白かったです! (4月15日 2時) (
レス) @page20 id: 72c8a53bfa (このIDを非表示/違反報告)
ちょい。 - あぁスキィィ年齢差がもう、あの、いい(語彙力) 私の好みどストライク過ぎです☆ (11月9日 10時) (レス) @page18 id: ee761176f2 (このIDを非表示/違反報告)
くれぴと - 一目惚れってなったことないけどなんか凄そう(語彙力)っていう偏見があるんですよね←どうしよう、教師と生徒なのに友達感覚にみえる()でも仲良さそうなのでOKです☆ (7月2日 15時) (レス) id: e2b452ca9a (このIDを非表示/違反報告)
白26(プロフ) - Luna@ルーナ二世さん» コメントありがとうございます！！年齢差良いですよね！！？どストライク決めちゃいましたっ☆ (2023年5月3日 20時) (レス) id: 60fe05afdb (このIDを非表示/違反報告)
Luna@ルーナ二世(プロフ) - ﾋﾔｧｧｱｱｱｱｱｱｯｯ好"き"で"す""ﾔﾝﾃﾞﾚcnﾁｬﾝ……ってコト？！（？）年齢差がとてもどストライクですねｹﾞﾍﾍﾍﾍ💕← 更新頑張ってくだせぇ！！応援してます！！ (2023年5月3日 8時) (レス) @page5 id: b37a8b9630 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白26 x他1人 | 作成日時：2023年4月30日 21時
